講座詳細情報
申し込み締切日:2022-07-06 / 経営全般:経済 / 学内講座コード:”2221F001
建物の外から見る公共施設マネジメント マネジメントの視野を広げて見えてくるまちの姿
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先:
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東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 7月16日(土)~7月23日(土)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 10:00~13:10
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,100円
- 定員
- 15
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
公共施設等総合管理計画、PRE、公会計、長寿命化、データベース、複合化・・・。様々なキーワードが生まれ、それに追いつくことだけで忙しい公共施設再編の問題について、基本に立ち返り、その本質を改めて見つめ直す必要が生じています。本講座ではその一つのアプローチとして、経営的な視点や建物の技術的視点とは少し異なる外側からの視点、すなわち、屋外空間やまちづくり、市民協働という視点から、公共施設マネジメントを見つめ直します。それを通じて、公共施設マネジメントが希求する「サービスの維持向上」のあり方、捉え方について考えることを企図します。
●公共施設の屋外空間は「外構」から地域のパブリックスペースへ
公共施設をめぐるパラダイムシフトが起きています。「公物管理」から「地域のパブリックスペースとしての活用」へ、という潮流が確かに発生しているという認識のもと、公共施設の屋外空間を、地域のパブリックスペースであり自治体の活用すべき資産であると捉えます。従来的な外構整備ではなく、施設や周辺地域と一体となった横断的な「パブリックスペース」におけるマネジメントの可能性について、事例の紹介を交えて考えていきます。
●コロナ禍で再認識された身近なパブリックスペースの価値
COVID-19の拡大により「三密」の状況が発生しづらいことから、屋外空間に対するニーズは更に高まっています。都市公園や道路といった屋外空間の利用・活用に関してはCOVID-19拡大以前からの近年の潮流でした。しかし、賑わい創出の側面が強かった以前に比べ、人々が集まるイベント等の開催が困難であることから、利用・活用の様子には変化が起きているといえます。COVID-19拡大下において集まることや移動が制限された中での、イベントに依らない、身近で気軽に訪れることのできるパブリックスペースの価値について議論します。
●市民協働から見えてくる公共施設マネジメントのあり方
個別施設計画等で、多くの自治体が「市民との対話・合意形成」や「市民参加機会」を記し、ワークショップを企画しています。そもそも公共施設再編の問題について、どのようにワークショップを企画するべきでしょうか。あるいはどのような成果が得られるでしょうか。公共施設再編をテーマとした多数の市民ワークショップの経験を踏まえて、必要な準備、求められる視点と覚悟、市民にとっての参加意義、その後の実践へのつながり、について情報提供します。
●すべての道は「まちづくり」に通ず
以上のような話題提供の後、行政の本質的な目的である「まちづくり」とは何か、講師や参加者を交えたディスカッションを行い、これからの時代にまちをどう形作っていくか、維持していくか、たたんでいくか、様々な意見の共有を図りたいと思っています。
【講座スケジュール】
第1回 07-16 10:00~13:10
第2回 07-23 10:00~13:10
公共施設等総合管理計画、PRE、公会計、長寿命化、データベース、複合化・・・。様々なキーワードが生まれ、それに追いつくことだけで忙しい公共施設再編の問題について、基本に立ち返り、その本質を改めて見つめ直す必要が生じています。本講座ではその一つのアプローチとして、経営的な視点や建物の技術的視点とは少し異なる外側からの視点、すなわち、屋外空間やまちづくり、市民協働という視点から、公共施設マネジメントを見つめ直します。それを通じて、公共施設マネジメントが希求する「サービスの維持向上」のあり方、捉え方について考えることを企図します。
●公共施設の屋外空間は「外構」から地域のパブリックスペースへ
公共施設をめぐるパラダイムシフトが起きています。「公物管理」から「地域のパブリックスペースとしての活用」へ、という潮流が確かに発生しているという認識のもと、公共施設の屋外空間を、地域のパブリックスペースであり自治体の活用すべき資産であると捉えます。従来的な外構整備ではなく、施設や周辺地域と一体となった横断的な「パブリックスペース」におけるマネジメントの可能性について、事例の紹介を交えて考えていきます。
●コロナ禍で再認識された身近なパブリックスペースの価値
COVID-19の拡大により「三密」の状況が発生しづらいことから、屋外空間に対するニーズは更に高まっています。都市公園や道路といった屋外空間の利用・活用に関してはCOVID-19拡大以前からの近年の潮流でした。しかし、賑わい創出の側面が強かった以前に比べ、人々が集まるイベント等の開催が困難であることから、利用・活用の様子には変化が起きているといえます。COVID-19拡大下において集まることや移動が制限された中での、イベントに依らない、身近で気軽に訪れることのできるパブリックスペースの価値について議論します。
●市民協働から見えてくる公共施設マネジメントのあり方
個別施設計画等で、多くの自治体が「市民との対話・合意形成」や「市民参加機会」を記し、ワークショップを企画しています。そもそも公共施設再編の問題について、どのようにワークショップを企画するべきでしょうか。あるいはどのような成果が得られるでしょうか。公共施設再編をテーマとした多数の市民ワークショップの経験を踏まえて、必要な準備、求められる視点と覚悟、市民にとっての参加意義、その後の実践へのつながり、について情報提供します。
●すべての道は「まちづくり」に通ず
以上のような話題提供の後、行政の本質的な目的である「まちづくり」とは何か、講師や参加者を交えたディスカッションを行い、これからの時代にまちをどう形作っていくか、維持していくか、たたんでいくか、様々な意見の共有を図りたいと思っています。
【講座スケジュール】
第1回 07-16 10:00~13:10
第2回 07-23 10:00~13:10
備考
※両日ともに、1日2コマ(10:00~11:30、11:40~13:10)を予定しております。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 湯淺 かさね |
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肩書き | 千葉大学大学院 工学研究院 融合理工学府 創成工学専攻 建築学コース 助教 |
プロフィール | 博士(学術)、一級建築士 千葉大学大学院 博士課程後期課程 園芸学研究科緑地環境学コース修了。 専門は建築計画、ファシリティマネジメント、ランドスケーププランニング ㈱NTTファシリティーズなどを経て2020年より現職。 |
名前 | 讃岐 亮 |
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肩書き | 東京都立大学 都市環境学部 建築学科 助教 |
プロフィール | 博士(工学) 首都大学東京大学院 都市環境科学研究科建築学域 博士課程後期課程修了。 専門は都市計画、都市解析、GIS、ファシリティマネジメント 様々な自治体で公共施設マネジメントアドバイザーや委員、研修講師、市民ワークショップのファシリテーター等を務める。 共著に「公共施設のしまいかた~まちづくりのための自治体資産戦略(学芸出版社)」 |