講座詳細情報
申し込み締切日:2022-04-04 / 文学 / 学内講座コード:”2211K002
芭蕉と『おくのほそ道』の旅 本文と『曽良旅日記』そして踏査から
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先:
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東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 4月14日(木)~7月14日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,100円
- 定員
- 15
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
芭蕉は人生を旅と考えました。常に俳諧芸術の進展を目指し、敬慕する西行や能因が辿った陸奥に歩みを進めました。当時は「古人も多く旅に死せるあり」と記すように旅は死を覚悟のうえに成り立つものでした。先の『野ざらし紀行』で「野ざらしを心に風のしむ身哉」の一句が示す通りの理でした。そして旅の意義について、俳文『柴門の辞』に「古人の跡を求めず、古人の求めたる所を求めよ」と述べていますが、古人の詩精神を会得する手段として、自ら旅を実践することによって風雅を究めようと考えました。芭蕉の人生哲学を『おくのほそ道』を読みすすめながら探ります。今回は自ら独歩で巡った体験を交えて深川から日光までを写真と地図を通して案内します。
【講座スケジュール】
第1回 04-14 13:00~14:30
第2回 05-19 13:00~14:30
第3回 06-09 13:00~14:30
第4回 07-14 13:00~14:30
芭蕉は人生を旅と考えました。常に俳諧芸術の進展を目指し、敬慕する西行や能因が辿った陸奥に歩みを進めました。当時は「古人も多く旅に死せるあり」と記すように旅は死を覚悟のうえに成り立つものでした。先の『野ざらし紀行』で「野ざらしを心に風のしむ身哉」の一句が示す通りの理でした。そして旅の意義について、俳文『柴門の辞』に「古人の跡を求めず、古人の求めたる所を求めよ」と述べていますが、古人の詩精神を会得する手段として、自ら旅を実践することによって風雅を究めようと考えました。芭蕉の人生哲学を『おくのほそ道』を読みすすめながら探ります。今回は自ら独歩で巡った体験を交えて深川から日光までを写真と地図を通して案内します。
【講座スケジュール】
第1回 04-14 13:00~14:30
第2回 05-19 13:00~14:30
第3回 06-09 13:00~14:30
第4回 07-14 13:00~14:30
備考
単位数:1単位
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 杉田 美登 |
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肩書き | 東京都立産業技術高等専門学校名誉教授 |
プロフィール | 小学生の時に近世文書に関心を持つ。 大学、および大学院前期後期中に多くの教授に感銘を受ける。書家の青山杉雨に4年間師事。萩原恭男に大学、院時代より指導を受け今日に至る。研究テーマ「連歌俳諧の研究」は萩原の師中村俊定より提示されたもの。大学院で指導教授飯田正一の指導を仰ぐ。 平成元年より22年まで新潟県上越市史をはじめ、町村史の編さんの文化面に参加して学んだ地誌・政治・経済・文化などは連句の解釈に役立てている。『妙高山雲上寺、法蔵院日記』全3巻(1,886頁・1712年から1867年まで))の翻刻に参加し、繰り返した読み合わせで、諸分野の研究の知識に甘受する。 萩原恭男の供をして、昭和47年より平成15年まで、『おくのほそ道』『更科紀行』『鹿島紀行』『笈の小文』『嵯峨日記』の実地踏査に同行し、平成5年から1人徒歩による『おくのほそ道』『鹿島紀行』実地踏査を継続。 芭蕉の足跡踏査を維持と健康維持のため週2~3回10キロ程度のジョギングを継続。 |