講座詳細情報
申し込み締切日:2021-10-22 / 心理 / 学内講座コード:2131G101
今、ジェンダーについて考える
主催:東京都立大学オープンユニバーシティ[東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先:
問合せ先:
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
ou-kouza@jmj.tmu.ac.jp
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
- 開催日
- 10月23日(土)~12月11日(土)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 16,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講しています。オンラインならではの特性を活かし、全国の研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は『今。ジェンダーについて考える』をテーマに、8回シリーズの講義をお届けします。3ヶ月に渡る長期の講座ですが、ジェンダーに関する様々な研究や事例を紹介、ジェンダーについて考える機会となれば幸いです。
最近よく見聞きする「ジェンダー」とはどのような意味でしょうか。一般的には、社会的・文化的な意味づけをされた男女の差異ということになります。国連女性機関(UN Women)は、「ジェンダー」とは男性・女性であることに基づき定められた社会的属性や機会、女性と男性、女児と男児の間における関係性、さらに女性間、男性間における相互関係を意味すると定義しています。また、こういった社会的属性や機会、関係性は社会的に構築され、社会化される過程(socialization process)において学習されるものとし、これらは時代や背景に特有であり、変化しうるものであるとしています。
昨年10月6日から12月6日まで国立歴史民俗博物館(歴博)で開催された「ジェンダー性差の日本史」企画展は、「なぜ男と女の区分が生まれたのか」という問いから、日本の古代社会から現代にいたるまでのジェンダーの成り立ちとその変化を、280点以上の資料を通して見つめ直しました。開催期間の2か月で2万人を動員、新聞各紙で報道されるなど、注目の高さが話題となりました。今回の展示プロジェクトの代表を務められた歴博の横山百合子教授は、「今も(性差をめぐって)悩みやモヤモヤ、生きづらさを抱えている人はたくさんいると思うが、歴史を振り返ると、私たちが“不変”で固まっていると思っている概念や制度、社会構造も、時代によって変わり得るのだとわかる。そこに希望を感じてほしい。」と語っています。
本講座では、「ジェンダー」をテーマに研究・教育活動に携われている先生方・研究者に登壇していただき、様々な視点から考察していきます。本学教員、歴博の横山教授はじめ、お茶の水女子大学、大阪大学、一橋大学のそれぞれの研究者・専門家が、オンラインで講義します。ご期待ください。
【講座スケジュール】
第1回 10-23 14:00~15:30
第2回 10-30 14:00~15:30
第3回 11-06 14:00~15:30
第4回 11-13 14:00~15:30
第5回 11-20 14:00~15:30
第6回 11-27 14:00~15:30
第7回 12-04 14:00~15:30
第8回 12-11 14:00~15:30
東京都立大学オープンユニバーシティでは、オンライン スペシャル講座を開講しています。オンラインならではの特性を活かし、全国の研究者や専門家が登壇し、ユニークかつ興味深い講座を提供します。
今回は『今。ジェンダーについて考える』をテーマに、8回シリーズの講義をお届けします。3ヶ月に渡る長期の講座ですが、ジェンダーに関する様々な研究や事例を紹介、ジェンダーについて考える機会となれば幸いです。
最近よく見聞きする「ジェンダー」とはどのような意味でしょうか。一般的には、社会的・文化的な意味づけをされた男女の差異ということになります。国連女性機関(UN Women)は、「ジェンダー」とは男性・女性であることに基づき定められた社会的属性や機会、女性と男性、女児と男児の間における関係性、さらに女性間、男性間における相互関係を意味すると定義しています。また、こういった社会的属性や機会、関係性は社会的に構築され、社会化される過程(socialization process)において学習されるものとし、これらは時代や背景に特有であり、変化しうるものであるとしています。
昨年10月6日から12月6日まで国立歴史民俗博物館(歴博)で開催された「ジェンダー性差の日本史」企画展は、「なぜ男と女の区分が生まれたのか」という問いから、日本の古代社会から現代にいたるまでのジェンダーの成り立ちとその変化を、280点以上の資料を通して見つめ直しました。開催期間の2か月で2万人を動員、新聞各紙で報道されるなど、注目の高さが話題となりました。今回の展示プロジェクトの代表を務められた歴博の横山百合子教授は、「今も(性差をめぐって)悩みやモヤモヤ、生きづらさを抱えている人はたくさんいると思うが、歴史を振り返ると、私たちが“不変”で固まっていると思っている概念や制度、社会構造も、時代によって変わり得るのだとわかる。そこに希望を感じてほしい。」と語っています。
本講座では、「ジェンダー」をテーマに研究・教育活動に携われている先生方・研究者に登壇していただき、様々な視点から考察していきます。本学教員、歴博の横山教授はじめ、お茶の水女子大学、大阪大学、一橋大学のそれぞれの研究者・専門家が、オンラインで講義します。ご期待ください。
【講座スケジュール】
第1回 10-23 14:00~15:30
第2回 10-30 14:00~15:30
第3回 11-06 14:00~15:30
第4回 11-13 14:00~15:30
第5回 11-20 14:00~15:30
第6回 11-27 14:00~15:30
第7回 12-04 14:00~15:30
第8回 12-11 14:00~15:30
備考
本講座に関係する著作
『ジェンダーの社会学入門』江原 由美子 著作
『性差(ジェンダー)の日本史』国立歴史民俗博物館編
『江戸東京の明治維新』横山 百合子 著作
『二十一世紀の若者論』杉田 真衣 共著
『家事労働の国際社会学』大橋 史恵 共著
『アンチアクション 日本戦後絵画と女性画家』中嶋 泉 著作
『兵士とセックス』佐藤 文香 監訳
『哲学への権利』西山 雄二 著作
※アーカイブ(録画)視聴も可能です。
※高校生の参加は無料です。8回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
単位数:1単位
『ジェンダーの社会学入門』江原 由美子 著作
『性差(ジェンダー)の日本史』国立歴史民俗博物館編
『江戸東京の明治維新』横山 百合子 著作
『二十一世紀の若者論』杉田 真衣 共著
『家事労働の国際社会学』大橋 史恵 共著
『アンチアクション 日本戦後絵画と女性画家』中嶋 泉 著作
『兵士とセックス』佐藤 文香 監訳
『哲学への権利』西山 雄二 著作
※アーカイブ(録画)視聴も可能です。
※高校生の参加は無料です。8回シリーズの講座ですが、高校生は1回だけでの参加も可能です。
単位数:1単位
講師陣
名前 | 江原 由美子 |
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肩書き | 東京都立大学 名誉教授(元 首都大学東京 副学長) |
プロフィール | - |
名前 | 横山 百合子 |
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肩書き | 国立歴史民俗博物館 名誉教授 |
プロフィール | 博士(文学)。東京大学文学部国史学科卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。帝京大学文学部教授などを経て、現在は国立歴史民俗博物館教授。専攻は日本近世史。新吉原遊郭の研究はじめ、女性史の著作多数。主な著作として、 『明治維新と近世身分制の解体(山川出版社)』、『江戸東京の明治維新(岩波新書)』 |
名前 | 大橋 史恵 |
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肩書き | お茶の水女子大学 ジェンダー研究所 准教授 |
プロフィール | - |
名前 | 中嶋 泉 |
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肩書き | 大阪大学大学院文学研究科准教授 |
プロフィール | 博士(学術:一橋大学)。国際基督教大学卒業。リーズ大学大学院美術史学研究科修士課程修了、フルブライト奨学生としてカリフォルニア大学バークレー校にて客員研究員、一橋大学大学院言語社会研究科博士課程単位取得退学。2016年より首都大学東京人文社会学部准教授。専門分野は近現代美術、フェミニズム美術、フェミニズム、ジェンダー理論。2019年9月に『アンチ・アクション―日本戦後絵画と女性画家(ブリュッケ)』を上梓。 |
名前 | 佐藤 文香 |
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肩書き | 一橋大学 社会学研究科 教授 |
プロフィール | - |
名前 | 西山 雄二 |
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肩書き | 東京都立大学人文社会学部 教授 |
プロフィール | 専門はフランス現代思想。主な著作に、『異議申し立てとしての文学──モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』(御茶の水書房)、『哲学への権利』(勁草書房)、『カタストロフィと人文学』(勁草書房)、翻訳に、ジャック・デリダ『条件なき大学』(月曜社)、など。 |
名前 | 杉田 真衣 |
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肩書き | 東京都立大学人文社会学部 准教授 |
プロフィール | - |