大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
日本の都市の多くは、関ヶ原の戦いの前後に誕生した城下町、宿場町がもとになっており、約400年の歴史を持っています。古都である京都も秀吉の時代に現在に至る都市の原型ができあがりました。
明治からの近代化、また、戦後を経て、日本の都市は姿を変えましたが、よく見ると、400年前からの歴史が息づいており、それは情緒のある街並み、立派な建物、老舗のお菓子・お酒、地場産業、祭礼と行事などに、歴史と文化の蓄積を見いだすことができます。
そこで、全国の歴史と文化を活かした都市づくり、まちづくりについて、講師が実際に関わった自治体を取り上げて、その施策や特色を取り上げます。

【講座スケジュール】
第1回 10-21 16:00～17:30
第2回 10-28 16:00～17:30
第3回 11-04 16:00～17:30

※テキストは毎回、関係の資料を配付します。
※参考 国と自治体のホームページ。国土交通省は「歴史まちづくり」を検索するように、お願いします。各自治体は、「歴史まちづくり」、「伝統的建造物群保存地区」、「重要文化財」、「観光」などのキーワードで検索をお願いします。

【対象者】
専門家向け:公務員(事務職、技術職、学芸員)、小学校・中学・高校教員、大学院生など(一般の方で都市政策、地域の歴史に興味のある方)

単位数：1単位

名前	越澤 明
肩書き	北海道大学名誉教授
プロフィール	東京都出身。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院博士課程修了、工学博士(東京大学) 北海道大学名誉教授、学会賞多数、江戸東京博物館運営委員、国土交通省社会資本整備審議会住宅宅地分科会長、都市計画・歴史的風土分科会長、品川区まちづくりマスタープラン策定委員長、台東区震災復興小学校校舎及び用地活用委員長など歴任 鎌倉市市政功労者。犬山市歴史まちづくり協議会長。美濃市歴史まちづくり協議会長。長浜市歴史まちづくり協議会アドバイザー、丸岡城周辺整備基本計画委員長、など。 『東京の都市計画』(岩波新書)から『東京都市計画の遺産』(ちくま新書)まで、主著は新書・文庫として出版