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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-15 / 心理 / 学内講座コード:”1831Z001

あなたの身近にある「見えない貧困」 東京都の子どもの貧困の実態

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
YouTube Logo
開催日
10月16日(火)
講座回数
1回
時間
18:30~20:00
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
 - 
定員
80
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
「子どもの貧困」って、この頃、ニュースでよく見るけど、こんなこと本当にあるの?
私の周りには、「貧困の子ども」なんて、見たことも、聞いたこともない。
親の怠慢とか育児放棄(ネグレクト)とか「特殊」なケースなんじゃないの?
そんな風に思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。本講座では、「見えない貧困」に光をあて、詳細なデータをもとに、日本、特に、東京都における子どもの貧困の実態に迫ります。
例えば(注1) 、

・東京都の小学5年生の約10%の家庭において、過去1年間に、お金が足りなくて家族が必要な食料が買えなかった経験があります。

・東京都の中学2年生の約3%の家庭において、過去1年間に、経済的な理由で、電気、ガス、水道料金の支払いを滞納しています。

・東京都の高校2年生の約14%は学校の授業が「わからないことが多く」、約3%は「ほとんどわからない」と答えています。約7%の一番経済的に厳しい層では、この割合は、約25%と4%です。

私たちが思っているよりも身近に「見えない貧困」は潜んでいます。現代日本における貧困とは何か。それは今子どもたちの生活をどのように脅かしているのか。本講座では、貧困の定義、子どもの貧困の実態を詳細に学び、そして、行政や市民は何ができるのかを、一緒に考えていきます。

(注1) 東京都「子供の生活実態調査(小中高校生調査)」(2017)。調査対象の4自治体の平均値。

【講座スケジュール】
第1回 10-16 18:30~20:00

備考

※参考図書:『子どもの貧困―日本の不公平を考える』阿部彩(岩波新書)

単位数:0単位

講師陣

名前 阿部 彩
肩書き 首都大学東京教授 人文社会学部
プロフィール 2015.4.1首都大学東京 教授
阿部彩『子どもの貧困―日本の不公平を考える』 岩波新書
阿部彩『子どもの貧困II-解決策を考える』 岩波新書
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