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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-09-02 / 健康・医療 / 学内講座コード:1821Z001

高次脳機能障害と理学療法

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
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開催日
9月3日(月)
講座回数
1回
時間
18:00~19:30
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
 - 
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
高次脳機能障害のうち右半球症状を取り上げ、その評価と治療について最近の知見を踏まえた内容を解説します。
高次脳機能障害のリハビリテーションでは、当該の中核的症状または現象そのものに対しての治療アプローチとその症状を有する症例への代償的操作を含んだ日常生活への対応に大別できます。
筆者らはこのような観点から、半側空間無視(unilateral spatial neglect、 USN)への理学療法的取り組みとして、USN現象とUSN症例へのアプローチの組合せについて論じ、これに加え、経過時期と重症度への考慮が重要であると報告しました。すなわち、USNに対する治療モデルとして現象と症例、刺激の方向(受動的か能動的か)との組合せを考慮する必要があり、なかでもプリズムアダプテーション(prism adaptation, PA)のもたらしたインパクトは、これらの治療的ドメインの多くに関与している点できわめて大きいものです。
本講演ではPAの原理、適応、効果の持続性と汎化及び限界について言及します。これに加え、理学療法として有用と思われる方法は、体幹回旋、物理療法的アプローチ(TENS、振動刺激、ニューロモジュレーションなど)でしょう。
さらに理学療法士が直接関与することが多いUSN及びPusher現象を取り上げ、そのメカニズムの考察に基づき機能構造的側面に対する治療および活動と参加の側面に関するアプローチについて、とりわけ姿勢と動作にどのように反映してゆくかという視点からこれらの徴候に対する理学療法に関して論じていきます。

【講座スケジュール】
第1回 09-03 18:00~19:30

備考

単位数:0単位

講師陣

名前 網本 和
肩書き 首都大学東京教授 健康福祉学部
プロフィール 専門分野「高次脳機能障害の評価と治療」
著書「傾いた垂直性」ヒューマンプレス・他
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