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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-11-05 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:0501067

畜生・餓鬼・地獄の三悪道の世界を考える

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
11月 6日(月)~ 1月15日(月)
講座回数
5回
時間
10:00~11:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
仏教には六道という六つの迷いの世界があると考えられています。六道のなかでも畜生・餓鬼・地獄は三悪道とされます。中世の史料に「悪道」、「悪趣」などの記事がみられますが、悪道とは地獄ばかりとは限りません。「悪道」、「悪趣」とは、これら畜生・餓鬼・地獄を含めた意味で語られる場合があります。
六道のなかでも私たちの世界である人間界を含めた天・人・修羅の三善道と三悪道では何が異なっているのか。悪道は来世に堕ちたくない世界であることはわかるのですが、善道と悪道の違いから、因果応報や来世と言った現代人と異なっていた中世人の仏教に対する観念を考えます。こうした中世人の感覚を踏まえて、古典や説話を読むと、また違った中世像が見えてくると思います。

【講座スケジュール】
第1回11月 6日(月) (1)畜生道の衆生
第2回11月20日(月) (2)愛欲と畜生
第3回12月 4日(月) (3)畜生の殺生
第4回12月18日(月) (4)神仏習合と畜生
第5回 1月15日(月) (5)畜生の敵討ち

備考

【教材】
【必携テキスト】
『畜生・餓鬼・地獄の中世仏教史 因果応報と悪道』吉川弘文館 1870円(税込)
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 生駒 哲郎
肩書き 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員
プロフィール 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。
山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、武蔵野大学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。
主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。
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