講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-25 / 文学 / 学内講座コード:401067
漢詩を読む-時代と人と-
- 開催日
- 10月26日(水)~ 1月25日(水)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 23
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
日本書紀講釈 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
講座詳細
【講座内容】
南宋も末期(13世紀)になると、詩作と詩それ自体が衰微していく。多くの詩篇は、いわゆる小詩人によるものがほとんどである。小詩人の多くは官僚でなく民間人が多かった。都市の商人や農村の地主などであり、初めての文学の担い手になった。
その手法は、宋詩の理知的なものではなく、唐代のような平明な抒情的なものが多かった。
また、亡国へ向かう国政への抵抗を詩によって表現した文天祥などが特筆される。
一方、30年ほど中国北方を支配した金(女真族)の末期に元好問が出た。唐詩に匹敵するような詩を残している。17世紀になって高い評価を得た詩人でもある。
【講座スケジュール】
第1回10月26日(水) (1)南宋末の抵抗詩人-文天祥-
第2回11月 9日(水) (2)南宋末の抵抗詩人-文天祥-
第3回11月30日(水) (3)南宋末の詩人たち
第4回12月14日(水) (4)金末の詩人-元好問-
第5回 1月25日(水) (5)金末の詩人-元好問・他-
南宋も末期(13世紀)になると、詩作と詩それ自体が衰微していく。多くの詩篇は、いわゆる小詩人によるものがほとんどである。小詩人の多くは官僚でなく民間人が多かった。都市の商人や農村の地主などであり、初めての文学の担い手になった。
その手法は、宋詩の理知的なものではなく、唐代のような平明な抒情的なものが多かった。
また、亡国へ向かう国政への抵抗を詩によって表現した文天祥などが特筆される。
一方、30年ほど中国北方を支配した金(女真族)の末期に元好問が出た。唐詩に匹敵するような詩を残している。17世紀になって高い評価を得た詩人でもある。
【講座スケジュール】
第1回10月26日(水) (1)南宋末の抵抗詩人-文天祥-
第2回11月 9日(水) (2)南宋末の抵抗詩人-文天祥-
第3回11月30日(水) (3)南宋末の詩人たち
第4回12月14日(水) (4)金末の詩人-元好問-
第5回 1月25日(水) (5)金末の詩人-元好問・他-
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 小笠原 博慧 |
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肩書き | 元國學院大學講師 |
プロフィール | 1941年生まれ。1965年、私立高校教諭(漢文)。1974年、公立高校教諭(国語)。1994年、武蔵野女子学院高校教頭。1999年、同中学・高校校長。その間1975年、國學院大學講師(漢文学)。1982年、市立大月短期大学講師(文学、日本語)。1988年、武蔵野女子大学講師(仏教学、日本仏教史)。同大学仏教文化研究所所員。1988年、福泉寺住職。 |
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