講座詳細情報
申し込み締切日:2022-10-26 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:401057
禅語録を読む『無門関』第二十二則~第三十三則
- 開催日
- 10月27日(木)~12月22日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 25
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『無門関』は南宋時代、無門慧開によって編集された公案集で、その一話一話が、公案と評釈(寸評)と頌の三つからできていて、48の公案が集められている。百則の公案が集められた『碧巌録』と比べると大きさもかなり違うが、様々な資料をもとに詳しく説明されているのとは反対に、きわめて簡潔なスタイルである。古来「古鏡照心」のための禅籍で、学問的な読み方ではなく実践的読み方で紐解くべきだと言われている。第一の「趙州狗子」の公案は「無字の公案」と呼ばれて、見性体験と深くむすびついていることは周知のとおりである。今回はそれぞれの公案の出典を調べて、それらがどういう文脈の中にあったのかを探り、公案の意味を突き止めたい。
【講座スケジュール】
第1回10月27日(木) (1)第二十二則 迦葉刹竿 第二十三則 不思善悪
第2回11月10日(木) (2)第二十四則 離却語言 第二十五則 三座説法
第3回11月24日(木) (3)第二十六則 二僧巻簾 第二十七則 不是心仏
第4回12月 1日(木) (4)第二十八則 久響龍潭 第二十九則 非風非幡
第5回12月 8日(木) (5)第三十則 即心即仏 第三十一則 趙州勘婆
第6回12月22日(木) (6)第三十二則 外道問仏 第三十三則 非心非仏
『無門関』は南宋時代、無門慧開によって編集された公案集で、その一話一話が、公案と評釈(寸評)と頌の三つからできていて、48の公案が集められている。百則の公案が集められた『碧巌録』と比べると大きさもかなり違うが、様々な資料をもとに詳しく説明されているのとは反対に、きわめて簡潔なスタイルである。古来「古鏡照心」のための禅籍で、学問的な読み方ではなく実践的読み方で紐解くべきだと言われている。第一の「趙州狗子」の公案は「無字の公案」と呼ばれて、見性体験と深くむすびついていることは周知のとおりである。今回はそれぞれの公案の出典を調べて、それらがどういう文脈の中にあったのかを探り、公案の意味を突き止めたい。
【講座スケジュール】
第1回10月27日(木) (1)第二十二則 迦葉刹竿 第二十三則 不思善悪
第2回11月10日(木) (2)第二十四則 離却語言 第二十五則 三座説法
第3回11月24日(木) (3)第二十六則 二僧巻簾 第二十七則 不是心仏
第4回12月 1日(木) (4)第二十八則 久響龍潭 第二十九則 非風非幡
第5回12月 8日(木) (5)第三十則 即心即仏 第三十一則 趙州勘婆
第6回12月22日(木) (6)第三十二則 外道問仏 第三十三則 非心非仏
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 須山 長治 |
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肩書き | 元本学非常勤講師・駒澤大学禅研究所研究員 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科東洋哲学専攻博士後期課程単位修得満期退学。文学修士。 |