講座詳細情報
申し込み締切日:2022-07-06 / 文学 / 学内講座コード:401033
『今昔物語集』巻第二十九〈悪行譚〉を読む
- 開催日
- 7月 7日(木)~ 7月21日(木)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『今昔物語集』巻二十九前半の悪行譚2話を読んでいきます。雅な王朝文学が時代の「光」を描いているとすると、巻二十九はいわば「闇」の部分を描いた説話群を集めた巻です。光と闇、双方の世界に注目してこそその時代が見えてくるように思います。平安時代は華やかな貴族文化に彩られた時代であるとともに、底辺では数々の悪行が横行した時代でもありました。今回取り上げる話も、社会の一端を生き生きと描き、時代の実像を映し出す魅力溢れる人間ドラマです。まず第四話は、思わぬきっかけで盗賊の聟となった男の話。続く第八話は、花山院の女王という身分の高い女性が殺害された衝撃的な実話を説話としたもので、説話の発生をたどれるたいへん重要な作品です。
【講座スケジュール】
第1回 7月 7日(木) 第四話 盗賊の婿になった男
第2回 7月21日(木) 第八話 京の人質殺人事件
『今昔物語集』巻二十九前半の悪行譚2話を読んでいきます。雅な王朝文学が時代の「光」を描いているとすると、巻二十九はいわば「闇」の部分を描いた説話群を集めた巻です。光と闇、双方の世界に注目してこそその時代が見えてくるように思います。平安時代は華やかな貴族文化に彩られた時代であるとともに、底辺では数々の悪行が横行した時代でもありました。今回取り上げる話も、社会の一端を生き生きと描き、時代の実像を映し出す魅力溢れる人間ドラマです。まず第四話は、思わぬきっかけで盗賊の聟となった男の話。続く第八話は、花山院の女王という身分の高い女性が殺害された衝撃的な実話を説話としたもので、説話の発生をたどれるたいへん重要な作品です。
【講座スケジュール】
第1回 7月 7日(木) 第四話 盗賊の婿になった男
第2回 7月21日(木) 第八話 京の人質殺人事件
備考
【教材】
【必携テキスト】
『今昔物語集本朝部下』岩波文庫1,452円
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
【必携テキスト】
『今昔物語集本朝部下』岩波文庫1,452円
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 鈴木 治子 |
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肩書き | 大正大学非常勤講師 |
プロフィール | 武蔵野女子大学日本文学科卒業。大正大学大学院博士課程国文学専攻単位取得。東京都・埼玉県の区民・市民講座講師、NHK文化センター講師、大正大学オープンカレッジ講師、獨協大学オープンカレッジ講師を務める。 〈著書〉『歌謡文学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社) 『中世文学の展開と仏教』(共著、おうふう)『海東高僧伝』(共著)、『東アジアの仏伝文学』(共著) |
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