講座詳細情報
申し込み締切日:2022-07-24 / 文学 / 学内講座コード:401031
『源氏物語』を読む― 幻巻(続き)・雲隠巻について―
- 開催日
- 7月25日(月)~ 9月12日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
紫上を亡くし孤独となった光源氏は、四季折々ごとに故人を追慕し愛惜の心を深め、親しい人々と会っては故人の思い出を重ねていく。歳末近く、出家を前にした光源氏は紫上の文を焼く。御仏名には盛大な仏名会を催し、法会に参集した人々の前に、昔の輝きにまさるこの世のものとは思われぬ美しい姿を見せた。これが光源氏の最後の姿であった。大晦日には、童姿の匂宮を愛惜し、今の感慨を辞世の歌として、次のように詠んだ。
もの思ふと過ぐる月日も知らぬまに年もわが世もけふや尽きぬる
【講座スケジュール】
第1回 7月25日(月) 歳末、出家の準備、紫上の文を焼く
第2回 8月 8日(月) 御仏名に導師と和歌の贈答。大晦日の感慨(辞世の一首
第3回 8月29日(月) 雲隠巻について
第4回 9月12日(月) 匂兵部卿巻、紅梅巻、竹河巻について
紫上を亡くし孤独となった光源氏は、四季折々ごとに故人を追慕し愛惜の心を深め、親しい人々と会っては故人の思い出を重ねていく。歳末近く、出家を前にした光源氏は紫上の文を焼く。御仏名には盛大な仏名会を催し、法会に参集した人々の前に、昔の輝きにまさるこの世のものとは思われぬ美しい姿を見せた。これが光源氏の最後の姿であった。大晦日には、童姿の匂宮を愛惜し、今の感慨を辞世の歌として、次のように詠んだ。
もの思ふと過ぐる月日も知らぬまに年もわが世もけふや尽きぬる
【講座スケジュール】
第1回 7月25日(月) 歳末、出家の準備、紫上の文を焼く
第2回 8月 8日(月) 御仏名に導師と和歌の贈答。大晦日の感慨(辞世の一首
第3回 8月29日(月) 雲隠巻について
第4回 9月12日(月) 匂兵部卿巻、紅梅巻、竹河巻について
備考
【教材】
【必携テキスト】
『新潮日本古典集成 源氏物語六(新装版)』新潮社2,640円
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
【必携テキスト】
『新潮日本古典集成 源氏物語六(新装版)』新潮社2,640円
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 松村 武夫 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1940年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。武蔵野女子大学短期大学部長、武蔵野大学文学部長、大学院研究科長をへて、現在、本学名誉教授。平安時代末期の文学(和歌文学、歴史物語など)を研究領域とし、主な著書に『校注水鏡』『水鏡全注釈』『実用国語辞典』等がある。 |