大学公開講座のセカンドアカデミー

【このたび、武蔵野大学地域交流推進室では、新型コロナウイルス感染症の収束の見込みが立て難い現状を鑑み、ご自宅に居ながら受講可能なWebによる講座を開講いたします。】

薬が体の目的の場所だけに効果的に働く作用は「主作用」です。しかし、効きすぎたり、または別の場所に働き有害な作用を生じることがあり、これらは「副作用」と言われます。副作用はご自分の体質、体調などでも現れ、正しく飲んでいても現れることがあります。
一方、「薬害」とは、薬の副作用が原因となりますが、行政(審査、評価、規制)の体制不備、企業・医療機関の体質などが未熟であったことにより、重大な副作用に気付かないか、軽視されたため、多数の人が重大な健康被害を受けて社会問題化したものです。
本講座では、副作用がおこる仕組や、いくつかの薬害事例についてお話しします。

Webによるオンデマンド講座です
配信期間：2020年8月26日 ～ 2020年9月15日
申込期間：～ 2020年9月5日迄

名前	小野 秀樹 （おの ひでき）
肩書き	本学客員教授・名古屋市立大学名誉教授
プロフィール	名古屋市立大学薬学部卒、名古屋市立大学薬学部助手、東京大学薬学部助手・助教授、東京大学医学部助教授(附属病院分院 薬剤部長・臨床試験審査委員会委員長)、東京理科大学薬学部教授、名古屋市立大学薬学部・大学院薬学研究科教授、武蔵野大学薬学部教授(臨床薬学センター長兼務)。平成30年～武蔵野大学客員教授。専門は神経薬理学・副作用学。