講座詳細情報
申し込み締切日:2020-03-31 / 文学 / 学内講座コード:201032
漢詩を読む-時代と人と-
- 開催日
- 4月 1日(水)~ 9月16日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
北宋時代166年は、北方の契丹族の遼や西方のタングート族の西夏の脅威を受けつづけました。しかし、国内は強固な中央集権の政治で平和でありました。しかし、北方の女真族の金が遼を亡ぼして侵略してきたことで首都を?京(開封)から臨安(杭州)に移したのが南宋であります。領土内での平和は確保されつづけていました。「春宵一刻値千金」(蘇軾”春夜”)などなじみの詩が作られた時代です。宋の詩は理知的といわれています。叙述的で知的であり、冷静さや日常生活への観察がこまやかである詩が目につきます。
また、詞という、すでにある歌謡のメロディにあてはめて作る長短句の詩があり、その流行は新奇なものでありました。詩との比較のうえからもみておきたい作品群です。
【講座スケジュール】
第1回 4月 1日(水) 南宋初期~中期の詩と詞
第2回 4月22日(水) 〃
第3回 5月20日(水) 〃
第4回 6月10日(水) 〃
第5回 6月24日(水) 南宋末期の詩と詞
第6回 7月 8日(水) 〃
第7回 7月22日(水) 〃
第8回 8月26日(水) 〃
第9回 9月 2日(水) 元代の詩
第10回 9月16日(水) 〃
北宋時代166年は、北方の契丹族の遼や西方のタングート族の西夏の脅威を受けつづけました。しかし、国内は強固な中央集権の政治で平和でありました。しかし、北方の女真族の金が遼を亡ぼして侵略してきたことで首都を?京(開封)から臨安(杭州)に移したのが南宋であります。領土内での平和は確保されつづけていました。「春宵一刻値千金」(蘇軾”春夜”)などなじみの詩が作られた時代です。宋の詩は理知的といわれています。叙述的で知的であり、冷静さや日常生活への観察がこまやかである詩が目につきます。
また、詞という、すでにある歌謡のメロディにあてはめて作る長短句の詩があり、その流行は新奇なものでありました。詩との比較のうえからもみておきたい作品群です。
【講座スケジュール】
第1回 4月 1日(水) 南宋初期~中期の詩と詞
第2回 4月22日(水) 〃
第3回 5月20日(水) 〃
第4回 6月10日(水) 〃
第5回 6月24日(水) 南宋末期の詩と詞
第6回 7月 8日(水) 〃
第7回 7月22日(水) 〃
第8回 8月26日(水) 〃
第9回 9月 2日(水) 元代の詩
第10回 9月16日(水) 〃
講師陣
名前 | 小笠原 博慧 |
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肩書き | 元國學院大學講師 |
プロフィール | 1941年生まれ。1965年、私立高校教諭(漢文)。1974年、公立高校教諭(国語)。1994年、武蔵野女子学院高校教頭。1999年、同中学・高校校長。その間1975年、國學院大學講師(漢文学)。1982年、市立大月短期大学講師(文学、日本語)。1988年、武蔵野女子大学講師(仏教学、日本仏教史)。同大学仏教文化研究所所員。1988年、福泉寺住職。 |