講座詳細情報
申し込み締切日:2019-11-27 / 文学 / 学内講座コード:312030
石原吉郎の黙示録的エッセイと詩篇
- 開催日
- 11月28日(木)~12月 5日(木)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 3,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
戦後詩界に『日常への強制』(1970年〈昭和45〉、構造社刊)を以て登場し、全共闘世代にも熱烈に支持された石原吉郎(いしはら・よしろう)のエッセイと詩篇をとり上げ紹介します。
石原吉郎(1915年(大正4)~1977年(昭和52)は昭和14年応召し関東軍情報部に配属され、敗戦と共にパイ容疑者(本当は無実)として旧ソ連当局により逮捕され、ソ連国内法で裁かれ重労働25年(当時、死刑はなく最高刑)の判決をうけました。以後は、過酷な労働や飢餓など収容所体験を強制され、同28年スターリンの死による恩赦で帰国後は、人間の永遠のテーマである「孤独」「連帯」についての鋭いエッセイや詩を次々に発表し、その黙示録的作品が注目されました。その中から代表的な作品を選び、2回にわたり皆さんと読み解いてまいります。なお、テキストの代わりにプリントを使用いたします。
【講座スケジュール】
第1回11月28日(木) 石原吉郎のエッセイと詩篇を読む(1)
第2回12月 5日(木) 石原吉郎のエッセイと詩篇を読む(2)
戦後詩界に『日常への強制』(1970年〈昭和45〉、構造社刊)を以て登場し、全共闘世代にも熱烈に支持された石原吉郎(いしはら・よしろう)のエッセイと詩篇をとり上げ紹介します。
石原吉郎(1915年(大正4)~1977年(昭和52)は昭和14年応召し関東軍情報部に配属され、敗戦と共にパイ容疑者(本当は無実)として旧ソ連当局により逮捕され、ソ連国内法で裁かれ重労働25年(当時、死刑はなく最高刑)の判決をうけました。以後は、過酷な労働や飢餓など収容所体験を強制され、同28年スターリンの死による恩赦で帰国後は、人間の永遠のテーマである「孤独」「連帯」についての鋭いエッセイや詩を次々に発表し、その黙示録的作品が注目されました。その中から代表的な作品を選び、2回にわたり皆さんと読み解いてまいります。なお、テキストの代わりにプリントを使用いたします。
【講座スケジュール】
第1回11月28日(木) 石原吉郎のエッセイと詩篇を読む(1)
第2回12月 5日(木) 石原吉郎のエッセイと詩篇を読む(2)
講師陣
名前 | 竹田 日出夫 |
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肩書き | 本学名誉教授・日本現代詩人会員 |
プロフィール | 1935年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士。武蔵野大学名誉教授。日本現代詩人会員、日本文芸家協会員、パレスティナ難民支援NGO「地に平和」会員。 著書・編著に『渇仰と復活の挿画』、『現代社会の暴力と詩人』、『中原中也・立原道造』ほか。詩集に『フィレンツェのムンク』、『地中海から』、『パレスティナから』ほか。 |