講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-15 / 文学 / 学内講座コード:312026
『奥の細道』の主な章段を読んでみよう(その3)
- 開催日
- 10月16日(水)~ 3月11日(水)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『奥の細道』は、日本古典のなかでもとりわけ有名な芭蕉の紀行文です。元禄2年(1689)に深川を出発し、日光・奥州・出羽・北陸路を行き、岐阜の大垣で終わりを迎えた芭蕉の5ヶ月の旅は、数年に渡って何度も何度も推敲が重ねられ、『奥の細道』という作品になりました。歌枕(昔の和歌で詠まれた名所)や旧跡を巡り、西行や義経ら歴史上の人物たちと魂を通わせながら辿る芭蕉の旅は、時空を超えた旅の文学といえるでしょう。
本講座では、『奥の細道』の全行程のなかから主な章段を取り上げて、最新の研究成果をふまえながら読み通してゆきます。今回は、「夏草や兵(つはもの)どもが夢のあと」の句で知られる、作品中のハイライトともいうべき「平泉」や、「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の句で名高い「立石寺(山寺)」など、馴染みのある場面が多く登場します。芭蕉の旅路を一緒に辿ってみませんか。
【講座スケジュール】
第1回10月16日(水) 前回までの振り返り・加右衛門の心遣い(「宮城野」)
第2回10月30日(水) 変わるものと変わらないもの(「壺の碑」「末の松山」)
第3回11月13日(水) 松島の絶景(「松島」)
第4回12月18日(水) 平泉を目指して(「石の巻」「平泉」)
第5回 1月15日(水) 芭蕉の「不易流行」(「平泉」)
第6回 2月26日(水) 清風のもてなし(「尾花沢」)
第7回 3月11日(水) 山寺の閑かさ(「立石寺」)
『奥の細道』は、日本古典のなかでもとりわけ有名な芭蕉の紀行文です。元禄2年(1689)に深川を出発し、日光・奥州・出羽・北陸路を行き、岐阜の大垣で終わりを迎えた芭蕉の5ヶ月の旅は、数年に渡って何度も何度も推敲が重ねられ、『奥の細道』という作品になりました。歌枕(昔の和歌で詠まれた名所)や旧跡を巡り、西行や義経ら歴史上の人物たちと魂を通わせながら辿る芭蕉の旅は、時空を超えた旅の文学といえるでしょう。
本講座では、『奥の細道』の全行程のなかから主な章段を取り上げて、最新の研究成果をふまえながら読み通してゆきます。今回は、「夏草や兵(つはもの)どもが夢のあと」の句で知られる、作品中のハイライトともいうべき「平泉」や、「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の句で名高い「立石寺(山寺)」など、馴染みのある場面が多く登場します。芭蕉の旅路を一緒に辿ってみませんか。
【講座スケジュール】
第1回10月16日(水) 前回までの振り返り・加右衛門の心遣い(「宮城野」)
第2回10月30日(水) 変わるものと変わらないもの(「壺の碑」「末の松山」)
第3回11月13日(水) 松島の絶景(「松島」)
第4回12月18日(水) 平泉を目指して(「石の巻」「平泉」)
第5回 1月15日(水) 芭蕉の「不易流行」(「平泉」)
第6回 2月26日(水) 清風のもてなし(「尾花沢」)
第7回 3月11日(水) 山寺の閑かさ(「立石寺」)
講師陣
名前 | 永田 英理 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 武蔵野大学・白百合女子大学非常勤講師。早稲田大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。専門は俳文学で、松尾芭蕉の俳諧や俳論を研究している。著書『蕉風俳論の付合文芸史的研究』(ぺりかん社、2007年)、共著『連歌辞典』(東京堂出版、2010年)、『『おくのほそ道』解釈事典―諸説一覧』(東京堂出版、2003年)など。 |
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