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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-11-05 / 文学 / 学内講座コード:312020

古典逍遥『源氏物語』「賢木」を読む

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
11月 6日(水)~ 3月18日(水)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
秋の夜、榊の小枝を手に野の宮を訪れた源氏に心残しながら御息所は伊勢に向かう。仮説である、この頃、紫野の齋院、嵯峨野の野の宮の浄域に精進する斎王、女房を慕い斎垣を越えて通う若君達を世の人は横目にみ噂しあっていた。しかし一方ではこの清浄な「けはひ」に魅せられ出入りするあやうい背徳的な若君達の行為と情熱に心募らせる者もいたのである。桐壺院は朱雀帝に東宮・源氏の処遇を遺言、藤壺は桐壺院追善の法華八講の果ての日、唐突に出家の意志を披瀝。なぜ御息所は伊勢へ去り、なぜ藤壺は出家を決意したのか、なぜ源氏は雲林院へ身を潜めたのか、なぜ源氏は尚侍朧月夜と過す姿を右大臣に目撃させたのか。院殁後右大臣系の人々が公私にわたり権力の拡大維持を画策する時代、語り手(作者)は源氏と女性たちの自分らしく生きようとするが故に荷なう葛藤と苦悩する姿に日夜身を寄せこの言を聴き時に批判し心の深層に「鬼」を鎮める人間の本性を問いつづけ源氏の青春彷徨の物語として語る。

【講座スケジュール】
第1回11月 6日(水)
第2回11月20日(水)
第3回12月 4日(水)
第4回12月25日(水)
第5回 1月 8日(水)
第6回 1月22日(水)
第7回 2月 5日(水)
第8回 2月19日(水)
第9回 3月 4日(水)
第10回 3月18日(水)

備考

【教材】
『新潮日本古典集成 源氏物語二 新装版』新潮社 2,300円(税抜)
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。

講師陣

名前 深澤 邦弘
肩書き 元本学教授
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了、文学修士。
都立三鷹高等学校、立川高等学校、昭和高等学校教諭 2006年3月武蔵野大学文学部教授退職。
専攻は中世文学・国語教育。著書に『平家物語における「生」』新典社研究叢書170、
『青桐─もの一詞いはん─』編著 新典社(2014年4月)など。
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