講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-06 / 文学 / 学内講座コード:312018
『源氏物語』を読む
- 開催日
- 10月 7日(月)~ 3月30日(月)
- 講座回数
- 20回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
[夕霧続き]夕霧は強引に結婚成立の形をとるが、落葉宮の心は閉ざされたまま、雲居雁は実家へ帰ってしまい、夕霧も内心、自分の行動を後悔し始めている。[御法巻]一方、紫上は病がちの日を送り次第に弱っていくので出家を望むが、光源氏はそれを許すことができない。紫上は二条院で法華経千部の供養を行い、その折に明石上・花散里と和歌の唱和ができたが、そのあと寝付いてしまった。夏の暑さに弱っていく紫上を明石中宮が見舞い、紫上は二条院を匂宮に遺贈した。風の強い秋の夕暮れ、光源氏と明石中宮は紫上を見舞い和歌を唱和した。その後、紫上は中宮に最期を看取られて亡くなった。夕霧は美しい義母紫上の死顔を覗き見た。八月十五日、紫上の葬儀は盛大に行われ、致仕の太政大臣・秋好中宮などの弔問もあった。[幻巻]光源氏は五十二歳の春を迎えた。しかし紫上を亡くし孤独になった光源氏は四季折々ごとに故人を追慕し愛惜の心を深めた。秋八月、紫上の一周忌には故人が作っておいた極楽の曼陀羅を供養した。歳末近く、出家を前にした光源氏は紫上の文を焼き、最後の大晦日を迎えるのであった。
もの思ふと過ぐる月日も知らぬまに年もわが世もけふや尽きぬる
【講座スケジュール】
第1回10月 7日(月) 夕霧巻(30)
第2回10月21日(月) 〃 (31)
第3回10月28日(月) 〃 (32)
第4回11月11日(月) 御法巻(1)
第5回11月18日(月) 〃 (2)
第6回11月25日(月) 〃 (3)
第7回12月 2日(月) 〃 (4)
第8回12月 9日(月) 〃 (5)
第9回12月16日(月) 〃 (6)
第10回12月23日(月) 〃 (7)
第11回 1月 6日(月) 〃 (8)
第12回 1月20日(月) 〃 (9)
第13回 1月27日(月) 幻巻(1)
第14回 2月 3日(月) 〃 (2)
第15回 2月17日(月) 〃 (3)
第16回 2月24日(月) 〃 (4)
第17回 3月 2日(月) 〃 (5)
第18回 3月 9日(月) 〃 (6)
第19回 3月16日(月) 〃 (7)
第20回 3月30日(月) 〃 (8)
[夕霧続き]夕霧は強引に結婚成立の形をとるが、落葉宮の心は閉ざされたまま、雲居雁は実家へ帰ってしまい、夕霧も内心、自分の行動を後悔し始めている。[御法巻]一方、紫上は病がちの日を送り次第に弱っていくので出家を望むが、光源氏はそれを許すことができない。紫上は二条院で法華経千部の供養を行い、その折に明石上・花散里と和歌の唱和ができたが、そのあと寝付いてしまった。夏の暑さに弱っていく紫上を明石中宮が見舞い、紫上は二条院を匂宮に遺贈した。風の強い秋の夕暮れ、光源氏と明石中宮は紫上を見舞い和歌を唱和した。その後、紫上は中宮に最期を看取られて亡くなった。夕霧は美しい義母紫上の死顔を覗き見た。八月十五日、紫上の葬儀は盛大に行われ、致仕の太政大臣・秋好中宮などの弔問もあった。[幻巻]光源氏は五十二歳の春を迎えた。しかし紫上を亡くし孤独になった光源氏は四季折々ごとに故人を追慕し愛惜の心を深めた。秋八月、紫上の一周忌には故人が作っておいた極楽の曼陀羅を供養した。歳末近く、出家を前にした光源氏は紫上の文を焼き、最後の大晦日を迎えるのであった。
もの思ふと過ぐる月日も知らぬまに年もわが世もけふや尽きぬる
【講座スケジュール】
第1回10月 7日(月) 夕霧巻(30)
第2回10月21日(月) 〃 (31)
第3回10月28日(月) 〃 (32)
第4回11月11日(月) 御法巻(1)
第5回11月18日(月) 〃 (2)
第6回11月25日(月) 〃 (3)
第7回12月 2日(月) 〃 (4)
第8回12月 9日(月) 〃 (5)
第9回12月16日(月) 〃 (6)
第10回12月23日(月) 〃 (7)
第11回 1月 6日(月) 〃 (8)
第12回 1月20日(月) 〃 (9)
第13回 1月27日(月) 幻巻(1)
第14回 2月 3日(月) 〃 (2)
第15回 2月17日(月) 〃 (3)
第16回 2月24日(月) 〃 (4)
第17回 3月 2日(月) 〃 (5)
第18回 3月 9日(月) 〃 (6)
第19回 3月16日(月) 〃 (7)
第20回 3月30日(月) 〃 (8)
備考
講師陣
名前 | 松村 武夫 |
---|---|
肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1940年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。武蔵野女子大学短期大学部長、武蔵野大学文学部長、大学院研究科長をへて、現在、本学名誉教授。平安時代末期の文学(和歌文学、歴史物語など)を研究領域とし、主な著書に『校注水鏡』『水鏡全注釈』『実用国語辞典』等がある。 |
名前 | 稲垣 智花 |
---|---|
肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院博士課程修了。武蔵野大学非常勤講師。跡見学園女子大学非常勤講師。専門分野は、中古中世の物語・歴史物語。共編著書に、『常用 源氏物語要覧』(武蔵野書院)。論文に、『新時代への源氏学第3巻 関係性の政治学2』所収「解釈行為の政治学―「夕霧」―」(竹林舎)、『歴史物語講座第3巻 大鏡』所収「大鏡の思想」(風間書房)ほか。 |
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