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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-06-04 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:311043f

『丁丑公論』を読む 福沢諭吉の西郷隆盛論 【連続講座】史料から日本の歴史を考える 6回目

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
6月 5日(水)
講座回数
1回
時間
15:00~16:30
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
1,500円
定員
20
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
明治10年、西南戦争が勃発した。中心人物は、維新三傑の一人、西郷隆盛である。維新実現の功労者である西郷は、何故、自らも参画して樹立した明治政府と対立・衝突したのであろうか。この矛盾ともみえる現象の奥には何があるのであろうか。そこで本講義では同時代人の福沢諭吉の言説を参考にしながら彼の西郷論を学びます。実は福沢諭吉は、戦争勃発から終結までを見据えた上で、秘かにある書物を書き残していました。書名は『丁丑公論』と言います。これは長い間秘密とされ公開されませんでした。公開されたのは20年以上経ってからでした。そこで本講義では最初に維新後、明治新政府で重要な立場にあった西郷がどのような政策決定に関わったのか、そして朝鮮政府との外交交渉と征韓論争、その結果としての西郷の下野、下野後の動向などを学びます。つぎに『丁丑公論』を読み解きながら西南戦争の政治的背景、西郷と戦争の関係、さらには西郷とはどのような人物であったのかなどを福沢がどのように考えていたかを考察してみたいと思います。また併せて西郷を失った後の歴史をどのように理解したらよいのかを、西郷の考え・行動を踏まえながら考えてみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 6月 5日(水)

備考

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 堀口 修
肩書き 元大正大学教授・元宮内庁書陵部編修課勤務
プロフィール 1949年東京生まれ。中央大学大学院文学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。宮内庁書陵部編修課を経て2011年4月から2016年3月まで大正大学文学部歴史学科教授。専門は日本近現代史。『明治立憲君主制とシュタイン講義―天皇、政府、議会をめぐる論議―』(慈学社出版、2007)、『宮内省の公文書類と図書に関する基礎的研究』(創泉堂出版、2011年)、『 金子堅太郎と国際公法会―日本の条約改正問題と国際社会―』(創泉堂出版、2013年)、『 関東大震災と皇室・宮内省』(創泉堂出版、2014年)、「明治天皇紀」編修と金子堅太郎(『日本歴史』第661号、2003年)、「昭和大礼記録」の編纂について(『明治聖徳記念学会紀要』復刊53号、2016年)、ほか。
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