講座詳細情報
申し込み締切日:2018-10-01 / 日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:302041
歌舞伎に見る源平合戦の物語
- 開催日
- 10月 2日(火)~ 1月29日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
保元・平治の乱から平家滅亡にいたるまでの、源氏と平家の戦いは、能や文楽に脚色されていますが、とくに文楽にもとづく丸本歌舞伎(義太夫狂言)には、史実、フィクション取り混ぜてさまざまな物語が展開します。勇壮でスケールの大きい世界もあり、また、敗者、弱者に光を当て、戦乱の世の無常、はかなさを詩情豊かに描き出したものが多く生まれました。歌舞伎のレパートリーのなかでも名作のほまれ高い、これらの台本を読み味わった上で、映像を鑑賞します。
【講座スケジュール】
第1回10月 2日(火) 「一条大蔵譚(鬼一法眼三略巻)――作り阿呆で平家をあざむく
第2回10月16日(火) 「石切梶原(梶原平蔵誉石切)――鮮やか、名剣の奇跡
第3回11月 6日(火) 「実盛物語(源平布引滝)――仕方話、捌き役の典型
第4回11月20日(火) 「熊谷陣屋(一谷嫩軍記)――戦争と武士道の悲しみ
第5回12月 4日(火) 「渡?屋・大物浦(義経千本桜)――平知盛の壮絶な死
第6回12月25日(火) 「日向島景清(嬢景清八島日記)――敗残の武将、娘への愛
第7回 1月15日(火) 「阿古屋琴責(壇浦兜軍記)――琴・三味線・胡弓の女方芸
第8回 1月29日(火) 「盛綱陣屋(近江源氏先陣館)――敵味方、血縁、虚々実々
保元・平治の乱から平家滅亡にいたるまでの、源氏と平家の戦いは、能や文楽に脚色されていますが、とくに文楽にもとづく丸本歌舞伎(義太夫狂言)には、史実、フィクション取り混ぜてさまざまな物語が展開します。勇壮でスケールの大きい世界もあり、また、敗者、弱者に光を当て、戦乱の世の無常、はかなさを詩情豊かに描き出したものが多く生まれました。歌舞伎のレパートリーのなかでも名作のほまれ高い、これらの台本を読み味わった上で、映像を鑑賞します。
【講座スケジュール】
第1回10月 2日(火) 「一条大蔵譚(鬼一法眼三略巻)――作り阿呆で平家をあざむく
第2回10月16日(火) 「石切梶原(梶原平蔵誉石切)――鮮やか、名剣の奇跡
第3回11月 6日(火) 「実盛物語(源平布引滝)――仕方話、捌き役の典型
第4回11月20日(火) 「熊谷陣屋(一谷嫩軍記)――戦争と武士道の悲しみ
第5回12月 4日(火) 「渡?屋・大物浦(義経千本桜)――平知盛の壮絶な死
第6回12月25日(火) 「日向島景清(嬢景清八島日記)――敗残の武将、娘への愛
第7回 1月15日(火) 「阿古屋琴責(壇浦兜軍記)――琴・三味線・胡弓の女方芸
第8回 1月29日(火) 「盛綱陣屋(近江源氏先陣館)――敵味方、血縁、虚々実々
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 羽田 昶 |
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肩書き | 本学客員教授・元本学能楽資料センター長 |
プロフィール | 1939年(昭和14)東京生。國學院大學文学部卒。海城高等学校・開成高等学校教諭、東京国立文化財研究所芸能部研究員、室長を経て、2000-2010年(平成12-22)武蔵野女子大学(武蔵野大学)教授。その間、2002年(平成14)より同大学能楽資料センター長。現在、武蔵野大学客員教授、同大学能楽資料センター研究員。専攻は能・狂言を中心とする演劇研究。観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。 著書(共著)に『狂言・鑑賞のために』(1974、保育社)、『能・本説と展開』(1977、桜楓社)、『能の作者と作品』(1987、岩波書店)、『能の囃子事』(1990、音楽之友社)、『能楽大事典』(2012、筑摩書房)、『昭和の能楽 名人列伝』(2017、淡交社)ほか。 |