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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-09-30 / 文学 / 学内講座コード:302027

連歌初心講 ― 四季折々の句― 《春の心を表現する》

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
10月 1日(月)~ 3月18日(月)
講座回数
6回
時間
16:45~18:15
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
季節を連歌の句に詠もうという時、多くの人が俳句の季寄せ(歳時記)を参照されます。たしかに季語は季節を表現する上で不可欠の要素ではあります。しかし、連歌は付け具合(付様)や変化の妙(転じ)を数人で楽しむ文芸です。「物」に動作を添えて、ずらりと並べるだけでよいというものでもありません。もともと連歌の季語はそれほど多いわけではなく、平安朝~中世の和歌の世界で好まれ洗練された歌材・歌ことばの範囲内で、少し妙味を加えた程度のものだったのです。なぜそれで事足りていたのでしょうか。その答えは「心」ということになりそうです。私たちの先祖は、季節の心を大切にしていました。月ひとつを見るにつけても、その美しさや清らかさだけでなく、そこから悲しみ・寂しさ・懐かしさ・恋しさ・後悔・思いやり・信仰心等々、とりとめもなく心をめぐらせ、表現しようとしていたのです。「ことばで句を付けるのではなく、心でつけよ」・・・先人の戒めです。さて、今回は春の心を表現する楽しみを、ご一緒に。

【講座スケジュール】
第1回10月 1日(月) 季語の扱いに関する基本的なことがら。
第2回10月15日(月) 「春」に添えたい心。
第3回12月17日(月) 春の訪れ~「梅」に心を添えて詠む。
第4回 1月 7日(月) 春の盛り~「花」に心を添えて詠む。
第5回 2月18日(月) その他~朧の月などに寄せて。
第6回 3月18日(月) 惜春~逝く春を惜しむ。

備考

※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 池田 英悟
肩書き 本学非常勤講師・むさしの連歌会代表
プロフィール 昭和26年大阪市生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程満期。現在、武蔵野大学非常勤講師、武蔵野大学能楽資料センター研究員。よみうり文化センター市民大学(町田市)「平家物語」講師。
むさしの連歌会代表。 論文:「梁塵秘抄と信仰」、「梁塵秘抄と女たち」「にみる老境の世界」など。
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