講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-30 / 文学 / 学内講座コード:302018
『古事記』撰読
- 開催日
- 10月 1日(月)~ 3月18日(月)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 16:45~18:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
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講座詳細
【講座内容】
『古事記』は、現存する日本最古の書物として知られています。そしてそれは、「歴史書」と評価されるのが普通です。しかし、古代においてわが国の「正史」として扱われたのは、同時期に編纂された『日本書紀』の方で、『古事記』が「正史」として扱われたことはありませんでした。『古事記』はあくまで、「歴史」を離れたところに存在し続けたのです。
『古事記』は、全巻を通して、この世の始まりから神の代、人の代に至るわが国の成り立ちを語ろうとする姿勢に貫かれています。そうした『古事記』の存在意義は、現代にとって一体どこにあるのでしょうか。
今期は、応神天皇以下の天皇と女性との関わり、及び『古事記』の実質的な最後となる、雄略天皇に関わる伝承に視点を据えて講義を進めます。
【講座スケジュール】
第1回10月 1日(月) 応神天皇~天皇の妻まぎ
第2回10月15日(月) 仁徳天皇~皇后の嫉妬
第3回11月 5日(月) 允恭天皇~軽太子と軽大郎女
第4回11月19日(月) 安康天皇~大長谷王子
第5回12月 3日(月) 雄略天皇~天皇を巡る女性たち(1)
第6回12月17日(月) 雄略天皇~一言主大神
第7回 1月 7日(月) 雄略天皇~天皇を巡る女性たち(2)
第8回 1月21日(月) 清寧天皇~二皇子発見
第9回 2月18日(月) 清寧天皇~歌垣
第10回 3月18日(月) 顕宗天皇~御陵の土
『古事記』は、現存する日本最古の書物として知られています。そしてそれは、「歴史書」と評価されるのが普通です。しかし、古代においてわが国の「正史」として扱われたのは、同時期に編纂された『日本書紀』の方で、『古事記』が「正史」として扱われたことはありませんでした。『古事記』はあくまで、「歴史」を離れたところに存在し続けたのです。
『古事記』は、全巻を通して、この世の始まりから神の代、人の代に至るわが国の成り立ちを語ろうとする姿勢に貫かれています。そうした『古事記』の存在意義は、現代にとって一体どこにあるのでしょうか。
今期は、応神天皇以下の天皇と女性との関わり、及び『古事記』の実質的な最後となる、雄略天皇に関わる伝承に視点を据えて講義を進めます。
【講座スケジュール】
第1回10月 1日(月) 応神天皇~天皇の妻まぎ
第2回10月15日(月) 仁徳天皇~皇后の嫉妬
第3回11月 5日(月) 允恭天皇~軽太子と軽大郎女
第4回11月19日(月) 安康天皇~大長谷王子
第5回12月 3日(月) 雄略天皇~天皇を巡る女性たち(1)
第6回12月17日(月) 雄略天皇~一言主大神
第7回 1月 7日(月) 雄略天皇~天皇を巡る女性たち(2)
第8回 1月21日(月) 清寧天皇~二皇子発見
第9回 2月18日(月) 清寧天皇~歌垣
第10回 3月18日(月) 顕宗天皇~御陵の土
備考
【教材】
『古事記』(ワイド版岩波文庫) 岩波書店 1,512円
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
『古事記』(ワイド版岩波文庫) 岩波書店 1,512円
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 渡部 修 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 1962年山形県米沢市生まれ。國學院大學大学院博士課程後期満期退学。専門は日本古代文学・伝承文学。民俗や芸能の伝承を基礎に据えた作品解釈の方法を研究。論文に、「『万葉集』東歌は「貴族文学の一支流」か」(武蔵野大学文学部紀要9)「ヤマトの西と東と─古道に見る二上山地域─」(万葉古代学研究所年報7)「『死者の書』が描いた二上山」(同)「上代のことわざ」(ことわざ4)など。 |
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