講座詳細情報
申し込み締切日:2018-04-17 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:301062a
蓮如の書状(御文、御文章)を読む 【連続講座】史料から日本の歴史を考える 第5弾
- 開催日
- 4月18日(水)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 20
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
本願寺第八世の蓮如上人は、室町時代中期に真宗を大きく発展させた祖師として知られています。本願寺の住持に就いた蓮如は、寛正6年(1465)延暦寺から洛中大谷の本願寺を破却された後、近江から越前吉崎、河内出口、山科と転々と拠点を移しながら、艱難のなかで布教活動を続け多くの門徒を育みました。そして蓮如が門徒への布教にあたり積極的に用いたのが書状(御文、御文章)でした。とりわけ蓮如が越前吉崎御坊に移った文明3年(1471)以降、数多くの書状が生まれ、今日に伝えられています。蓮如が記した多くの書状には、その教えのみならず、蓮如の人となりや、時代社会に関わる興味深い記事が見られます。そこで蓮如の書状のいくつかを用いて、その教えや日々の思いなどを読み解きたいと思います。今回は、後に妙好人と評価された越中門徒の赤尾道宗が開いた行徳寺(富山県南砺市)に所蔵される、蓮如自筆書状を取り上げることにします。
* 全講座(7 回)お申込み9,000 円(全7 回)
*お好みの講座を選んでお申込み 1,500円(1講座につき)
【講座スケジュール】
第1回 4月18日(水)
本願寺第八世の蓮如上人は、室町時代中期に真宗を大きく発展させた祖師として知られています。本願寺の住持に就いた蓮如は、寛正6年(1465)延暦寺から洛中大谷の本願寺を破却された後、近江から越前吉崎、河内出口、山科と転々と拠点を移しながら、艱難のなかで布教活動を続け多くの門徒を育みました。そして蓮如が門徒への布教にあたり積極的に用いたのが書状(御文、御文章)でした。とりわけ蓮如が越前吉崎御坊に移った文明3年(1471)以降、数多くの書状が生まれ、今日に伝えられています。蓮如が記した多くの書状には、その教えのみならず、蓮如の人となりや、時代社会に関わる興味深い記事が見られます。そこで蓮如の書状のいくつかを用いて、その教えや日々の思いなどを読み解きたいと思います。今回は、後に妙好人と評価された越中門徒の赤尾道宗が開いた行徳寺(富山県南砺市)に所蔵される、蓮如自筆書状を取り上げることにします。
* 全講座(7 回)お申込み9,000 円(全7 回)
*お好みの講座を選んでお申込み 1,500円(1講座につき)
【講座スケジュール】
第1回 4月18日(水)
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 永村 眞 |
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肩書き | 日本女子大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学政治経済学部卒、同大学院文学研究科中退、文学博士。東京大学史料編纂所中世史料部(助手、助教授)をへて日本女子大学文学部史学科(助教授、教授)で日本中世史を担当、平成27年度末で定年退職。平成21年度より28年度まで神奈川県立金沢文庫長を兼務。東大寺や醍醐寺・根来寺、高田専修寺等の寺院史料調査を通して、諸宗・諸寺において「日本仏教」が如何に受容されていたかを考えている。日本女子大学名誉教授、東大寺学術顧問、根来寺文化研究所理事、醍醐寺文化財研究所研究員。著書に『中世東大寺の組織と経営』(塙書房)、『中世寺院史料論』(吉川弘文館)、編著に『醍醐寺の歴史と文化財』(勉誠出版)、『中世の門跡と公武権力』(戎光祥出版)、『二宮町史』(現栃木県真岡市)等。角川源義賞・密教学芸賞を受賞。 |