講座詳細情報
申し込み締切日:2018-04-09 / 文学 / 学内講座コード:301025
悲劇の女性たち―平家物語入門―
- 開催日
- 4月10日(火)~9月18日(火)
- 講座回数
- 15回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 22,500円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は平安期末期の貴族社会が武家社会に大きく変動してゆく時期に、特に平氏の側に立って、その一族の源氏との戦乱に破れ没落してゆく様を戦記物語的手法で「盛者必衰」の仏教理念で描いた作品で「語り物」として世間に流布した作品です。原作者は、『徒然草』(鎌倉時代末期成立)には、信濃前司行長であるとするが、どこにも証拠はないし、生仏という琵琶法師に語らせて広まったとあるが、現存の『平家物語』はそのどの段階のものかわからない。権力者平清盛をめぐる多くの武将群の陰にあって、悲しい運命にもてあそばれた女性がいるので、その人たちの運命をたどりつつ、『平家物語』という作品を概観してゆきたいと思います。
※テキストは、『平家物語』1~4 岩波文庫他、お手持ちの本をお持ちください。
【講座スケジュール】
第1回 4月10日(火) 平安期末期の政治情勢と「平家物語」の時代背景
第2回 4月17日(火) 「平家物語」とその作者たち
第3回 4月24日(火) 「平家物語」の語り物としての性格
第4回 5月 8日(火) 「平家物語」の登場人物たち
第5回 5月15日(火) 「平家物語」の仏教的無常観、そして歴史観
第6回 5月22日(火) 軍記物(戦記物語)としての「平家物語」の特性
第7回 6月 5日(火) 全体の序の部分を読む
第8回 6月12日(火) 登場人物の女性像(1)建礼門院徳子について
第9回 6月19日(火) 以下、女性登場人物のひとりひとりについて本文を読みつつ解説していきます。
第10回 7月 3日(火)
第11回 7月10日(火)
第12回 7月17日(火)
第13回 9月 4日(火)
第14回 9月11日(火)
第15回 9月18日(火)
『平家物語』は平安期末期の貴族社会が武家社会に大きく変動してゆく時期に、特に平氏の側に立って、その一族の源氏との戦乱に破れ没落してゆく様を戦記物語的手法で「盛者必衰」の仏教理念で描いた作品で「語り物」として世間に流布した作品です。原作者は、『徒然草』(鎌倉時代末期成立)には、信濃前司行長であるとするが、どこにも証拠はないし、生仏という琵琶法師に語らせて広まったとあるが、現存の『平家物語』はそのどの段階のものかわからない。権力者平清盛をめぐる多くの武将群の陰にあって、悲しい運命にもてあそばれた女性がいるので、その人たちの運命をたどりつつ、『平家物語』という作品を概観してゆきたいと思います。
※テキストは、『平家物語』1~4 岩波文庫他、お手持ちの本をお持ちください。
【講座スケジュール】
第1回 4月10日(火) 平安期末期の政治情勢と「平家物語」の時代背景
第2回 4月17日(火) 「平家物語」とその作者たち
第3回 4月24日(火) 「平家物語」の語り物としての性格
第4回 5月 8日(火) 「平家物語」の登場人物たち
第5回 5月15日(火) 「平家物語」の仏教的無常観、そして歴史観
第6回 5月22日(火) 軍記物(戦記物語)としての「平家物語」の特性
第7回 6月 5日(火) 全体の序の部分を読む
第8回 6月12日(火) 登場人物の女性像(1)建礼門院徳子について
第9回 6月19日(火) 以下、女性登場人物のひとりひとりについて本文を読みつつ解説していきます。
第10回 7月 3日(火)
第11回 7月10日(火)
第12回 7月17日(火)
第13回 9月 4日(火)
第14回 9月11日(火)
第15回 9月18日(火)
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 上村 正人 |
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肩書き | 元武蔵野女子学院中学高校教員 |
プロフィール | 1938年生まれ。1960年、東京学芸大学乙類国語科(漢文専攻)卒。同年武蔵野女子学院中学高校国語科教諭(古文・漢文・現代文担当)。2003年3月、同上校定年退職。その間、東京学芸大学名誉教授・故安良岡康作氏(中世文学・国語教育専攻)に師事し日本中世文学を中心に研究。中世文学会、仏教文学会、解釈学会、日本文学協会にも所属してきた。なお本学生涯学習講座においては、「西行の和歌」「徒然草(抜粋)」「方丈記」「奥の細道」「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」「百人一首」「伊勢物語」「西行の歌と人生」「紀貫之の文学(「土佐日記」「古今集」)」「和歌文学史入門」「十六夜日記」「とはずがたり」「建礼門院右京大夫集」をとりあげている。 |
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