講座詳細情報
申し込み締切日:2018-04-24 / 文学 / 学内講座コード:301021
古典を楽しむ―『源氏物語』巻第六「末摘花」を読む
- 開催日
- 4月25日(水)~9月12日(水)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
今期は「末摘花」の巻を読みます。その頃、「父宮と死別し独り窮乏の日々を琴を友として過ごす姫のもとへ高貴な若君が訪れ終生生活を支え続けたという」-京の人々がいとおしく語ったこの小話から女房(語り手・作者)は一編の物語を創る「末摘花」の物語である。つとに父宮に先立たれ、仕えていた人々も日を追って去る。荒廃つづく邸に独り琴を弾いてひそやかに棲む「わかんどほり」のこの姫と別離思慕の情に煩悶する十九才の源氏の君との邂逅。姫への憧憬と期待、日を経て実情を知るにつけつのる失望と不安。語り手(作者)は日常姫と若君に仕える人々の生活を活写しつつ二人の心の奥底と来し方行く末をこまやかに紡いでいく。
【講座スケジュール】
第1回 4月25日(水) 末摘花
第2回 5月 9日(水) 〃
第3回 5月30日(水) 〃
第4回 6月27日(水) 〃
第5回 7月25日(水) 〃
第6回 8月22日(水) 〃
第7回 9月12日(水) 〃
今期は「末摘花」の巻を読みます。その頃、「父宮と死別し独り窮乏の日々を琴を友として過ごす姫のもとへ高貴な若君が訪れ終生生活を支え続けたという」-京の人々がいとおしく語ったこの小話から女房(語り手・作者)は一編の物語を創る「末摘花」の物語である。つとに父宮に先立たれ、仕えていた人々も日を追って去る。荒廃つづく邸に独り琴を弾いてひそやかに棲む「わかんどほり」のこの姫と別離思慕の情に煩悶する十九才の源氏の君との邂逅。姫への憧憬と期待、日を経て実情を知るにつけつのる失望と不安。語り手(作者)は日常姫と若君に仕える人々の生活を活写しつつ二人の心の奥底と来し方行く末をこまやかに紡いでいく。
【講座スケジュール】
第1回 4月25日(水) 末摘花
第2回 5月 9日(水) 〃
第3回 5月30日(水) 〃
第4回 6月27日(水) 〃
第5回 7月25日(水) 〃
第6回 8月22日(水) 〃
第7回 9月12日(水) 〃
備考
【教材】
『新潮日本古典集成〈新装版〉 源氏物語(一)』 新潮社 2,376円
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
『新潮日本古典集成〈新装版〉 源氏物語(一)』 新潮社 2,376円
※上記教材をお持ちでない方は、
詳細ページよりご購入ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 深澤 邦弘 |
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肩書き | 元本学教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了、文学修士。 都立三鷹高等学校、立川高等学校、昭和高等学校教諭 2006年3月武蔵野大学文学部教授退職。 専攻は中世文学・国語教育。著書に『平家物語における「生」』新典社研究叢書170、 『青桐─もの一詞いはん─』編著 新典社(2014年4月)など。 |
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