講座詳細情報
申し込み締切日:2017-11-28 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:292074d
藤原定家は日記『明月記』をなぜ書いたか 【連続講座】史料から日本の歴史を考える 第四弾(4)
- 開催日
- 11月29日(水)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 1,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
藤原定家(1162~1241)は、百人一首や新古今和歌集と新勅撰集の撰者として知られている。歌人として源氏物語をはじめとする文学作品の写本を書き遺している。定家は、古代から中世への架け橋的な人物ともいわれている。また、生涯にわたり『明月記』と呼ばれる日記を書いた。この日記は、平安時代末期から承久の変を経た時代を書き遺した根本史料である。原本は52巻、定家の子孫である冷泉家に伝来し、国宝に指定されている。どうしてこのような日記を書き、晩年に清書して子孫に遺さなければならなかったかを、原本を通して、当時の社会の中に位置づけた講義をする次第である。
【講座スケジュール】
第1回11月29日(水)
藤原定家(1162~1241)は、百人一首や新古今和歌集と新勅撰集の撰者として知られている。歌人として源氏物語をはじめとする文学作品の写本を書き遺している。定家は、古代から中世への架け橋的な人物ともいわれている。また、生涯にわたり『明月記』と呼ばれる日記を書いた。この日記は、平安時代末期から承久の変を経た時代を書き遺した根本史料である。原本は52巻、定家の子孫である冷泉家に伝来し、国宝に指定されている。どうしてこのような日記を書き、晩年に清書して子孫に遺さなければならなかったかを、原本を通して、当時の社会の中に位置づけた講義をする次第である。
【講座スケジュール】
第1回11月29日(水)
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
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講師陣
名前 | 藤本 孝一 |
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肩書き | 龍谷大学客員教授・冷泉家時雨亭文庫調査主任 |
プロフィール | 昭和20年東京生。法政大学大学院人文科学研究科日本史専攻博士課程修了。博士(文学) 法政大学文学部史学科助手、京都文化博物館学芸主任学芸員、文化庁文化財部美術学芸課主任調査官を歴任。平成17年より龍谷大学文学部客員教授。 現在、大本山随心院文化財顧問、冷泉家時雨亭文庫調査主任。 【業績目録】 〔著書〕 1『古写本の姿』(日本の美術、第436号、至文堂、平成14年刊)。 2『明月記 巻子本の姿』(日本の美術、第454号、至文堂、平成16年刊)。 3『定家本源氏物語 巻子本の姿』(日本の美術、第468号、至文堂、平成17刊)。 4『文書・写本の作り方』(日本の美術、第505号、至文堂、平成20年刊)。 5『中世史料学叢論』(思文閣出版、平成21年刊) 。 6『本を千年伝える 冷泉家蔵本の文化史』(朝日選書870、朝日新聞出版、平成22年刊)。 7『賀茂季鷹所蔵本古今和歌集下・紙背文書影印』(日本史史料研究会、平成26年刊) 8『国宝『明月記』と藤原定家の世界』(臨川書店、平成27年刊) |