講座詳細情報
申し込み締切日:2017-12-24 / 文学 / 学内講座コード:292026
『枕草子』「日記的章段」を読む ―上にさぶらふ御猫は―
- 開催日
- 12月25日(月)~12月26日(火)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 12月25日(13:00-14:30),12月26日(13:00-14:30,15:00-16:30)
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『枕草子』の「日記的章段」と呼ばれる部分からは、作者清少納言を取り巻くさまざまな人間関係をうかがい知ることができます。長保二年(1000)二月、定子は中宮から皇后となり、新たに道長の娘彰子が中宮になりました。第一皇子敦康親王を出産したとはいえ、すでに実家中関白家は没落しており、皇后定子の立場はいかにも不安定でした。そんな春のある日、猫好きの一条天皇がかわいがっている猫「命婦のおとど」をうっかり追いかけてしまった「おきなまろ」という犬は、一条天皇の逆鱗にふれて宮中から追放されてしまいますが……。
今回は、当時の政治的な背景についてもふれながら、この有名なエピソードを読んでみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回12月25日(月) (13:00-14:30)「上にさぶらふ御猫は」壱
第2回12月26日(火) (13:00-14:30)「上にさぶらふ御猫は」弐
第3回12月26日(火) (15:00-16:30)「上にさぶらふ御猫は」参
『枕草子』の「日記的章段」と呼ばれる部分からは、作者清少納言を取り巻くさまざまな人間関係をうかがい知ることができます。長保二年(1000)二月、定子は中宮から皇后となり、新たに道長の娘彰子が中宮になりました。第一皇子敦康親王を出産したとはいえ、すでに実家中関白家は没落しており、皇后定子の立場はいかにも不安定でした。そんな春のある日、猫好きの一条天皇がかわいがっている猫「命婦のおとど」をうっかり追いかけてしまった「おきなまろ」という犬は、一条天皇の逆鱗にふれて宮中から追放されてしまいますが……。
今回は、当時の政治的な背景についてもふれながら、この有名なエピソードを読んでみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回12月25日(月) (13:00-14:30)「上にさぶらふ御猫は」壱
第2回12月26日(火) (13:00-14:30)「上にさぶらふ御猫は」弐
第3回12月26日(火) (15:00-16:30)「上にさぶらふ御猫は」参
備考
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 稲垣 智花 |
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肩書き | 本学非常勤講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院博士課程修了。武蔵野大学非常勤講師。跡見学園女子大学非常勤講師。専門分野は、中古中世の物語・歴史物語。共編著書に、『常用 源氏物語要覧』(武蔵野書院)。論文に、『新時代への源氏学第3巻 関係性の政治学2』所収「解釈行為の政治学―「夕霧」―」(竹林舎)、『歴史物語講座第3巻 大鏡』所収「大鏡の思想」(風間書房)ほか。 |