講座詳細情報
申し込み締切日:2017-05-16 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:291071
第三弾【連続講座】 史料から日本の歴史を考える
- 開催日
- 5月17日(水)~ 8月 9日(水)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
日本の歴史は、史料に基づいて考えます。私たちが知っている歴史は、古文書、古記録(こきろく)、日記、編纂物(へんさんぶつ)、金石文、絵巻などの記述に基づいて構築されます。
ただし、史料は書かれていることを無批判に引用することはできません。その史料が本当に当時のものか、書かれている内容が真実を伝えているか。そうした史料批判をした上で、歴史を構築していきます。
本講座では、そうした史料批判の結果、何が読み取れるか。さまざまな視点から考察していきます。私たちが知っている歴史の根拠を考える講座です。
受講料:全 7 講座 9,000円(1講座1,500円)
【講座スケジュール】
第1回 5月17日(水) 室町幕府の裁判記録『御前落居記録』を読む
第2回 5月31日(水) 南北両朝と新田義貞の伝説
第3回 6月14日(水) 極楽寺殿御消息から読み解く武家の教え
第4回 6月28日(水) 藤原頼通の平等院建立事情―政治と信仰―
第5回 7月12日(水) 「本願寺蓮如の書状を読む」
第6回 7月26日(水) 戦国大名の同盟と戦争
第7回 8月 9日(水) 明治の大津事件―国際関係と法治国家のはざま―
日本の歴史は、史料に基づいて考えます。私たちが知っている歴史は、古文書、古記録(こきろく)、日記、編纂物(へんさんぶつ)、金石文、絵巻などの記述に基づいて構築されます。
ただし、史料は書かれていることを無批判に引用することはできません。その史料が本当に当時のものか、書かれている内容が真実を伝えているか。そうした史料批判をした上で、歴史を構築していきます。
本講座では、そうした史料批判の結果、何が読み取れるか。さまざまな視点から考察していきます。私たちが知っている歴史の根拠を考える講座です。
受講料:全 7 講座 9,000円(1講座1,500円)
【講座スケジュール】
第1回 5月17日(水) 室町幕府の裁判記録『御前落居記録』を読む
第2回 5月31日(水) 南北両朝と新田義貞の伝説
第3回 6月14日(水) 極楽寺殿御消息から読み解く武家の教え
第4回 6月28日(水) 藤原頼通の平等院建立事情―政治と信仰―
第5回 7月12日(水) 「本願寺蓮如の書状を読む」
第6回 7月26日(水) 戦国大名の同盟と戦争
第7回 8月 9日(水) 明治の大津事件―国際関係と法治国家のはざま―
講師陣
名前 | 神野 潔 |
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肩書き | 東京理科大学准教授 |
プロフィール | 1976年神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。同大学大学院法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部専任講師・准教授を経て、現在東京理科大学理学部第一部教養学科准教授。専門は日本法制史・法社会史・法思想史。主要な著書に『法学概論』(共著、慶應義塾大学出版会、2015年)など。主要な論文に「鎌倉幕府の寄進安堵について」(『古文書研究』第62号、2006年)」など。 |
名前 | 生駒 哲郎 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員 |
プロフィール | 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。 主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。 |
名前 | 漆原 徹 |
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肩書き | 本学教授 |
プロフィール | 文学博士(史学) 慶應義塾大学文学部国史学科卒業、同大学院修士課程修了、博士課程単位取得終了 慶應義塾大学・同大学院・日本女子大学講師 著書 『中世軍忠状とその世界』・吉川弘文館、『今日の古文書』第三巻・雄山閣、『日本法制史史料集』・慶應義塾大学出版会、『日本中世の政治と社会』吉川弘文館、『長野県上田市大字殿城字岩清水地区の総合歴史調査』科研報告書、『麻布善福寺蔵・亜米利加ミニストル旅宿記』港区教育委員会、『南北朝百話』二玄社など |
名前 | 藤本 孝一 |
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肩書き | 龍谷大学客員教授・冷泉家時雨亭文庫調査主任 |
プロフィール | 昭和20年東京生。法政大学大学院人文科学研究科日本史専攻博士課程修了。博士(文学) 法政大学文学部史学科助手、京都文化博物館学芸主任学芸員、文化庁文化財部美術学芸課主任調査官を歴任。平成17年より龍谷大学文学部客員教授。 現在、大本山随心院文化財顧問、冷泉家時雨亭文庫調査主任。 【業績目録】 〔著書〕 1『古写本の姿』(日本の美術、第436号、至文堂、平成14年刊)。 2『明月記 巻子本の姿』(日本の美術、第454号、至文堂、平成16年刊)。 3『定家本源氏物語 巻子本の姿』(日本の美術、第468号、至文堂、平成17刊)。 4『文書・写本の作り方』(日本の美術、第505号、至文堂、平成20年刊)。 5『中世史料学叢論』(思文閣出版、平成21年刊) 。 6『本を千年伝える 冷泉家蔵本の文化史』(朝日選書870、朝日新聞出版、平成22年刊)。 7『賀茂季鷹所蔵本古今和歌集下・紙背文書影印』(日本史史料研究会、平成26年刊) 8『国宝『明月記』と藤原定家の世界』(臨川書店、平成27年刊) |
名前 | 永村 眞 |
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肩書き | 日本女子大学教授・神奈川県立金沢文庫長 |
プロフィール | 日本女子大学名誉教授、東京大学史料編纂所中世史料部をへて日本女子大学文学部史学科で日本中世史を担当、平成27年度末で定年退職。平成21年度より28年度まで、神奈川県立金沢文庫長を兼務。奈良東大寺や京都醍醐寺、高田専修寺等の寺院史料の調査を通して、諸宗・諸寺において日本仏教が如何に受容されていたかを考えてきた。著書『中世東大寺の組織と経営』(塙書房)、『中世寺院史料論』(吉川弘文館)、編集『二宮町史』等。年)など。 |
名前 | 丸島 和洋 |
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肩書き | 国文学研究資料館特定研究員・慶應義塾大学非常勤講師 |
プロフィール | 1977年大阪府生まれ、東京都調布市育ち。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(史学、慶應義塾大学)。 国文学研究資料館研究部特任助教などを経て現職。2016年度大河ドラマ「真田丸」時代考証。専門は日本中世史。主な著書に『戦国大名武田氏の権力構造』(思文閣出版、2011年)、『戦国大名の「外交」』(講談社選書メチエ、2013年)、『郡内小山田氏―武田二十四将の系譜―』(戎光祥出版、2013年)、『図説 真田一族』(同前、2015年)、『真田四代と信繁』(平凡社新書、2015年)、『真田一族と家臣団のすべて』(KADOKAWA新人物文庫、2016年)、『戦国大名武田氏の家臣団―信玄・勝頼を支えた家臣たち―』(教育評論社、2016年)、『真田信繁の書状を読む』(星海社新書、2016年)ほか。 |
名前 | 堀口 修 |
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肩書き | 元大正大学文学部教授 |
プロフィール | 1949年東京生まれ。中央大学大学院文学研究科史学専攻博士課程満期退学。博士(史学)。 宮内庁書陵部編修課を経て2011年4月から2016年3月まで大正大学文学部歴史学科教授。専門は日本近現代史。『明治立憲君主制とシュタイン講義―天皇、政府、議会をめぐる論議―』(慈学社出版、2007)、『宮内省の公文書類と図書に関する基礎的研究』(創泉堂出版、2011年)、『 金子堅太郎と国際公法会―日本の条約改正問題と国際社会―』(創泉堂出版、2013年)、『 関東大震災と皇室・宮内省』(創泉堂出版、2014年)、「明治天皇紀」編修と金子堅太郎(『日本歴史』第661号、2003年)、「昭和大礼記録」の編纂について(『明治聖徳記念学会紀要』復刊53号、2016年)、ほか。 |