講座詳細情報
申し込み締切日:2016-11-30 / 文学 / 学内講座コード:282039
室生朝子の表現世界―「弟の死」を中心に―
- 開催日
- 12月 1日(木)~12月 8日(木)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 3,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
小説「弟の死」は、室生朝子が、弟、朝巳の死の哀しみを描いた作品です。随筆「晩年の父犀星」は、同じく朝子が父犀星のそれを描いたものです。それらは、犀星の晩年の傑作「われはうたへどもやぶれかぶれ」の世界と重なって、われわれにを強く、哀しく訴えかけます。今回は、特に「弟の死」を熟読することに中心をおき、他の二作品との関連をも探りつつ、室生朝子の表現世界を味わってみたいと考えています。
【講座スケジュール】
第1回12月 1日(木) 「弟の死」を読む1
第2回12月 8日(木) 「弟の死」を読む2
小説「弟の死」は、室生朝子が、弟、朝巳の死の哀しみを描いた作品です。随筆「晩年の父犀星」は、同じく朝子が父犀星のそれを描いたものです。それらは、犀星の晩年の傑作「われはうたへどもやぶれかぶれ」の世界と重なって、われわれにを強く、哀しく訴えかけます。今回は、特に「弟の死」を熟読することに中心をおき、他の二作品との関連をも探りつつ、室生朝子の表現世界を味わってみたいと考えています。
【講座スケジュール】
第1回12月 1日(木) 「弟の死」を読む1
第2回12月 8日(木) 「弟の死」を読む2
講師陣
名前 | 星野 晃一 |
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肩書き | 元本学客員教授 |
プロフィール | 昭和11年東京に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。城西国際大学教授を経て、武蔵野大学客員教授(2010年3月まで)。著書に『室生犀星―幽遠・哀惜の世界』(明治書院)、『室生犀星 何を盗み何をあがなはむ』(踏青社)、『室生犀星―創作メモに見るその晩年』(踏青社)、『犀星 句中游泳』(紅書房)、編著『新生の詩』(愛媛新聞社)、『室生犀星文学年譜』『室生犀星書目集成』(以上、共編・明治書院)、『室生犀星未刊行作品集』全6巻(共編・三弥井書店)、『集英社国語辞典』(共編・集英社)、『多田不二来簡集』(共著 2015.8 紅書房)など。 |