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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-05-17 / 日本史 / 学内講座コード:281044

【連続講座】 史料から読み解く日本の歴史

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
5月18日(水)~ 8月17日(水)
講座回数
7回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
日本の歴史は、史料にもとづいて考えます。私たちが知っている歴史は、古文書、古記録(こきろく)、日記、編纂物(へんさんぶつ)、金石文などに基づいて記述されます。
ただし、こうした根拠になる史料も、書かれていることを無批判に引用することはできません。その史料が本当に当時のものか、書かれている内容が真実を伝えているか。そうした史料批判をした上で、歴史を構築していきます。
本講座では、そうした史料に焦点をあてて、古文書や古記録などから何が読み取れるか。さまざまな視点から考察していきます。私たちが知っている歴史が、何に基づいて語られているかを考える講座です。

【講座スケジュール】
第1回 5月18日(水) 中世の合戦について武家文書から考える
第2回 6月 1日(水) 鎌倉幕府追加法とその世界
第3回 6月15日(水) 説話から読み解く信仰の世界
第4回 7月 6日(水) 室町時代の和泉両守護細川氏の古文書を読む
第5回 7月20日(水) 江戸時代、地方の宗教統制
第6回 8月 3日(水) 青年時代の信長文書を読む
第7回 8月17日(水) 蒙古襲来と鎌倉幕府

講師陣

名前 漆原 徹
肩書き 本学教授
プロフィール 文学博士(史学)
慶應義塾大学文学部国史学科卒業、同大学院修士課程修了、博士課程単位取得終了
慶應義塾大学・同大学院・日本女子大学講師
著書 『中世軍忠状とその世界』・吉川弘文館、『今日の古文書』第三巻・雄山閣、『日本法制史史料集』・慶應義塾大学出版会、『日本中世の政治と社会』吉川弘文館、『長野県上田市大字殿城字岩清水地区の総合歴史調査』科研報告書、『麻布善福寺蔵・亜米利加ミニストル旅宿記』港区教育委員会、『南北朝百話』二玄社など
名前 神野 潔
肩書き 東京理科大学准教授
プロフィール 1976年神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。同大学大学院法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部専任講師・准教授を経て、現在東京理科大学理学部第一部教養学科准教授。専門は日本法制史・法社会史・法思想史。主要な著書に『法学概論』(共著、慶應義塾大学出版会、2015年)など。主要な論文に「鎌倉幕府の寄進安堵について」(『古文書研究』第62号、2006年)」など。
名前 生駒 哲郎
肩書き 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員
プロフィール 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。
主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。
名前 岡田 謙一
肩書き 渋谷区郷土博物館文学館学芸員・青氈文庫主催
プロフィール 1966年東京生まれ。立正大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。現在、渋谷区郷土博物館・文学館学芸員。青氈文庫主催。専門は日本中世史。『史料集「青氈文庫」所蔵文書』(共著、日本史史料研究会)、「室町後期の和泉下守護細川民部大輔基経について」(『日本歴史』566号)、「統源院春臺常繁小考ー和泉下守護細川氏の法名を手がかりにー」(『ヒストリア』167号)、「和泉上守護代宇高氏についての基礎的考察」(『622』号)「応安期における伊勢国と細川氏」(『古文書研究』64号)、「細川澄元(晴元)派の和泉守護細川元常父子について」(『戦国期畿内の政治社会構造』、和泉書院)、「細川持元書状について」(『中世後期守護権力構造の史料学的研究』)ほか
名前 西 光三
肩書き 本学教養教育リサーチセンター研究員・板橋区公文書館公文書館専門員
プロフィール 1971年、宮崎県生まれ。私立立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。現在、本学教養教育リサーチセンター研究員、板橋区公文書館公文書館専門員、(公財)徳川黎明会徳川林政史研究所非常勤研究員。
専門は日本近世史。『徳川幕府と巨大都市江戸』(共著 東京堂出版)、「近世大名家における葵御紋統制令の受容と展開」(『立正史学』第96号)、「徳川吉宗葬送考」(『寺院史研究』第10号)、「近世武士の由緒意識の醸成」(特別展図録『鎌倉と江戸 -中世と近世の武士-』千代田区教育委員会)、「将軍徳川慶喜の御印判製作過程と御用達町人」(『日本歴史』第784号)等。
名前 桐野 作人
肩書き 本学政治経済研究所客員研究員・歴史研究者・歴史作家
プロフィール 1954年鹿児島県生まれ。
歴史関係の出版社編集長から独立。独自の視点から史料を重視した歴史の再構築をめざす。
主な著書に『織田信長─ 戦国最強の軍事カリスマ─ 』『だれが信長を殺したのか』『真説本能寺』『関ヶ原 島津退き口』『さつま人国誌 戦国・近世編』など多数。
名前 関口 崇史
肩書き 大正大学講師
プロフィール 大正大学講師、読売カルチャー講師、足立区文化財調査員。「鎌倉幕府の宗教政策及び朝廷との関係」(『大正大学大学院論集』29号、2005年)、「鎌倉幕府と醍醐寺蓮蔵院」(『鴨台史学』5号、2005年)、「鶴岡八幡宮寺両界壇所供僧職の相承に関する若干の考察」(『ぶい&ぶい(無為 無為)』vol.4、2008年)「摂家将軍期における二所詣」(日本史史料研究会論文集1 阿部猛他編『中世政治史の研究』、日本史史料研究会、2010年)
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