講座詳細情報
申し込み締切日:2016-04-26 / 文学 / 学内講座コード:281027
『源氏物語』「桐壷」から「帚木」 ― 古典を楽しむ ―
- 開催日
- 4月27日(水)~ 9月14日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
今から1000余年前、平安時代(1010年頃か)に『源氏物語』は成立しました。以来『源氏』は時代毎に文学作品として新しい評価・声明を発掘され再検証されながら日本のみならずひろく世界各国で翻訳され今日に至っています。なぜこんなにも人々はこの物語にひかれ魅了されているのでしょう。登場人物の抱く苦しみ、愁しみ、暗さ、また明るさ――ここに作者は人間の本性を見ています。
また、『源氏』は登場人物の身近に各々日常仕える女房たちが見聞したことを「語る」視座からも書かれています。女房たちの光源氏、登場人物たちへの批判、感想は時に厳しくやさしく『物語』を紡ぎ人物の心情の陰影を深く印象づけてくれています。
わたし達も女房たちの言葉を道標として「桐壷」から五十四帖の大海へ出発しましょう。
【講座スケジュール】
第1回 4月27日(水) 「桐壷」
第2回 5月11日(水) 「桐壷」
第3回 5月25日(水) 「桐壷」
第4回 6月 8日(水) 「桐壷」
第5回 6月22日(水) 「桐壷」
第6回 7月 6日(水) 「帚木」
第7回 7月20日(水) 「帚木」
第8回 8月10日(水) 「帚木」
第9回 8月24日(水) 「帚木」
第10回 9月14日(水) 「帚木」
今から1000余年前、平安時代(1010年頃か)に『源氏物語』は成立しました。以来『源氏』は時代毎に文学作品として新しい評価・声明を発掘され再検証されながら日本のみならずひろく世界各国で翻訳され今日に至っています。なぜこんなにも人々はこの物語にひかれ魅了されているのでしょう。登場人物の抱く苦しみ、愁しみ、暗さ、また明るさ――ここに作者は人間の本性を見ています。
また、『源氏』は登場人物の身近に各々日常仕える女房たちが見聞したことを「語る」視座からも書かれています。女房たちの光源氏、登場人物たちへの批判、感想は時に厳しくやさしく『物語』を紡ぎ人物の心情の陰影を深く印象づけてくれています。
わたし達も女房たちの言葉を道標として「桐壷」から五十四帖の大海へ出発しましょう。
【講座スケジュール】
第1回 4月27日(水) 「桐壷」
第2回 5月11日(水) 「桐壷」
第3回 5月25日(水) 「桐壷」
第4回 6月 8日(水) 「桐壷」
第5回 6月22日(水) 「桐壷」
第6回 7月 6日(水) 「帚木」
第7回 7月20日(水) 「帚木」
第8回 8月10日(水) 「帚木」
第9回 8月24日(水) 「帚木」
第10回 9月14日(水) 「帚木」
備考
講師陣
名前 | 深澤 邦弘 |
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肩書き | 元本学教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了、文学修士。 都立三鷹高等学校、立川高等学校、昭和高等学校教諭 2006年3月武蔵野大学文学部教授退職。 専攻は中世文学・国語教育。著書に『平家物語における「生」』新典社研究叢書170、 『青桐─もの一詞いはん─』編著 新典社(2014年4月)など。 |