講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-14 / 文学:日本史 / 学内講座コード:271062
【オムニバス形式古文書講座】古文書(こもんじょ)を読む 全7回
- 開催日
- 4月15日(水)~ 9月16日(水)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 15:00~16:30 ( 4/15 のみ 16:45~18:15 )
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
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講座詳細
【講座内容】
本講座は、古文書を読んだことがある方、博物館で古文書を見たことある方などを対象とします。古文書の字を読むだけではなく、その文書の歴史性を探究します。
前近代の文書の多くは、いわゆるくずし字で、ほとんどは和様漢文であるため、現代人の私たちがそれを読み理解することは難しい。しかし、書かれた時代や書き手の身分などにより、こうした古文書には、法則があり、そうしたものを理解した上で、くずし字を多く読むと、現代人でも内容を理解できるようになります。
本講座は、多くの古文書を読むばかりではなく、古文書の様式を体系的に理解し、古文書に書かれた内容から日本の歴史を考えることを目的とします。
※持ち物:筆記具、ノート、くずし字を読むための辞典類(お持ちの方のみ)。
【講座スケジュール】
第1回 4月15日(水) ( 16:45~18:15 )合戦と軍忠 -軍忠状を中心に-
第2回 5月13日(水) ( 15:00~16:30 )鎌倉時代の武家文書 ‐「入来院家文書」の裁許状・譲状を読む‐
第3回 6月10日(水) ( 15:00~16:30 )室町時代の古文書を読む―国宝『東寺百合文書(とうじひゃくごうもんじょ)』
第4回 7月 8日(水) ( 15:00~16:30 )信長文書を読む -長篠合戦を中心に-
第5回 8月 5日(水) ( 15:00~16:30 )武士の証明書 -知行宛行状と由緒書を読む
第6回 9月 2日(水) ( 15:00~16:30 )国宝『醍醐寺文書』を読む
第7回 9月16日(水) ( 15:00~16:30 )お金の借り方・返し方 ‐室町時代の金融‐
本講座は、古文書を読んだことがある方、博物館で古文書を見たことある方などを対象とします。古文書の字を読むだけではなく、その文書の歴史性を探究します。
前近代の文書の多くは、いわゆるくずし字で、ほとんどは和様漢文であるため、現代人の私たちがそれを読み理解することは難しい。しかし、書かれた時代や書き手の身分などにより、こうした古文書には、法則があり、そうしたものを理解した上で、くずし字を多く読むと、現代人でも内容を理解できるようになります。
本講座は、多くの古文書を読むばかりではなく、古文書の様式を体系的に理解し、古文書に書かれた内容から日本の歴史を考えることを目的とします。
※持ち物:筆記具、ノート、くずし字を読むための辞典類(お持ちの方のみ)。
【講座スケジュール】
第1回 4月15日(水) ( 16:45~18:15 )合戦と軍忠 -軍忠状を中心に-
第2回 5月13日(水) ( 15:00~16:30 )鎌倉時代の武家文書 ‐「入来院家文書」の裁許状・譲状を読む‐
第3回 6月10日(水) ( 15:00~16:30 )室町時代の古文書を読む―国宝『東寺百合文書(とうじひゃくごうもんじょ)』
第4回 7月 8日(水) ( 15:00~16:30 )信長文書を読む -長篠合戦を中心に-
第5回 8月 5日(水) ( 15:00~16:30 )武士の証明書 -知行宛行状と由緒書を読む
第6回 9月 2日(水) ( 15:00~16:30 )国宝『醍醐寺文書』を読む
第7回 9月16日(水) ( 15:00~16:30 )お金の借り方・返し方 ‐室町時代の金融‐
講師陣
名前 | 漆原 徹 |
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肩書き | 本学教授 |
プロフィール | 文学博士(史学) 慶應義塾大学文学部国史学科卒業、同大学院修士課程修了、博士課程単位取得終了 慶應義塾大学・同大学院・日本女子大学講師 著書 『中世軍忠状とその世界』・吉川弘文館、『今日の古文書』第三巻・雄山閣、『日本法制史史料集』・慶應義塾大学出版会、『日本中世の政治と社会』吉川弘文館、『長野県上田市大字殿城字岩清水地区の総合歴史調査』科研報告書、『麻布善福寺蔵・亜米利加ミニストル旅宿記』港区教育委員会、『南北朝百話』二玄社など |
名前 | 神野 潔 |
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肩書き | 東京理科大学准教授 |
プロフィール | 1976年神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。同大学大学院法学研究科公法学専攻後期博士課程単位取得退学。修士(法学)。武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部専任講師・准教授を経て、現在東京理科大学理学部第一部教養学科准教授。専門は日本法制史・法社会史・法思想史。著書に『法制史講義ノート(第2版)』(霞信彦他と共著、慶應義塾大学出版会、2012年)など、主要な論文に「鎌倉幕府の寄進安堵について」(『古文書研究』第62号、2006年)」など。 |
名前 | 大薮 海 |
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肩書き | 日本学術振興会特別研究員PD |
プロフィール | 1982年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻(日本史学)後期博士課程単位取得退学。博士(史学、慶應義塾大学)。慶應義塾大学非常勤講師、日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、現在早稲田大学エクステンションセンター講師。著書に『室町幕府と地域権力』(吉川弘文館、2013年)、論文に「中世後期の地域支配―幕府・守護・知行主―」(『歴史学研究』第911号、2013年)、「北畠氏の神三群進出―『宏徳寺旧記』収載文書への検討を通じて―」(『寺社と民衆』第9輯)、ほか。 |
名前 | 桐野 作人 |
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肩書き | 本学政治経済研究所客員研究員、歴史研究者・歴史作家 |
プロフィール | 1954年鹿児島県生まれ。 歴史関係の出版社編集長から独立。独自の視点から史料を重視した歴史の再構築をめざす。 主な著書に『織田信長─ 戦国最強の軍事カリスマ─ 』『だれが信長を殺したのか』『真説本能寺』『関ヶ原 島津退き口』『さつま人国誌 戦国・近世編』など多数。 |
名前 | 西 光三 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・板橋区公文書館公文書館専門員 |
プロフィール | 1971年、宮崎県生まれ。私立立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。現在、板橋区公文書館公文書館専門員、(公財)徳川黎明会徳川林政史研究所非常勤研究員。 専門は日本近世史。『徳川幕府と巨大都市江戸』(共著 東京堂出版)、「徳川吉宗葬送考」(『寺院史研究』第10号)、「近世武士の由緒意識の醸成」(特別展図録『鎌倉と江戸 -中世と近世の武士-』千代田区教育委員会)、「将軍徳川慶喜の御印判製作過程と御用達町人」(『日本歴史』第784号)等。 |
名前 | 西 弥生 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京女学館大学講師 |
プロフィール | 慶應義塾大学文学部史学科卒業、日本女子大学大学院文学研究科博士課程後期修了、博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PD を経て、2013年4月より東京女学館大学講師。 単著『中世密教寺院と修法』(勉誠出版、2008年)、共著『生活と文化の歴史学シリーズ 年中行事・仏事・神事』(竹林舎、2012年)、論文「中世寺院社会における「東寺」意識」(『史学』第81巻、2012年)、「醍醐寺勝賢と「東寺」意識」(『古文書研究』78号、2014年)など。 |
名前 | 生駒 哲郎 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員 |
プロフィール | 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。 主要著書日本の名僧6『重源:旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。 |
関連講座
紫式部と源氏物語 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
日本書紀講釈 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)