大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
この講義では、わたしの研究・見解を披瀝しながら、江戸の歴史についてお話しします。2020年に東京オリンピックの開催が予定され、東京はいままでになく注目されています。そこで、この東京の祖型をつくった江戸はどのような都市であったのかを学んでおくことは、無意味なことではありません。ここでは、絵画資料によって江戸の歴史を勉強します。絵画でしかわからないことがたくさんあります。江戸を二次元・三次元的に立体的に考えてみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回10月 3日(金) 江戸都市総論
第2回10月10日(金) 日本橋から富士山はどのように見えるか
第3回10月17日(金) 日本橋本町薬種店の風景
第4回10月24日(金) 巣鴨町軒別絵図について(1)
第5回11月 7日(金) 巣鴨町軒別絵図について(2)

名前	高尾 善希
肩書き	立正大学非常勤講師
プロフィール	1974年千葉県千葉市生まれ。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程研究指導修了満期退学。博士(文学)。立正大学文学部史学科非常勤講師。江戸・江戸周辺地域の社会史を専攻。『やさしい古文書の読み方』(日本実業出版社)、共著『徳川幕府と巨大都市江戸』(東京堂出版)・共著『徳川15代将軍継承の謎』(新人物文庫、中経出版)など。