講座詳細情報
申し込み締切日:2015-01-22 / 文学 / 学内講座コード:262049
『カンタベリー物語』を読む
- 開催日
- 1月23日(金)~ 3月13日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 7,500円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
中世英国の大詩人ジェフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』を歴史的背景を踏まえつつ読み解きます。この物語は様々な話が集められた物語集です。詩人の生涯と作品全体の構造を概観した後、今回は最初から「騎士の話」、「粉屋の話」、「家扶(荘園管理人)の話」について解説し、最後に未完の「料理人の話」に手短に触れます。冒頭の序歌(プロローグ)も参照して、各物語の語り手についても考えてみます。文学史的な基本事項を抑えつつも、受講者の皆さんの感想も聞いて、現代に通じる古典としてこの名作を考えたいと思います。テキストは指定しませんが、岩波文庫かちくま文庫の『カンタベリー物語』上巻を参照されることをお勧めします。
【講座スケジュール】
第1回 1月23日(金) チョーサーと『カンタベリー物語』
第2回 1月30日(金) 語り手の騎士と騎士道
第3回 2月13日(金) 「騎士の話」
第4回 2月27日(金) 「粉屋の話」
第5回 3月13日(金) 「家扶の話」、「料理人の話」(未完)
中世英国の大詩人ジェフリー・チョーサーの『カンタベリー物語』を歴史的背景を踏まえつつ読み解きます。この物語は様々な話が集められた物語集です。詩人の生涯と作品全体の構造を概観した後、今回は最初から「騎士の話」、「粉屋の話」、「家扶(荘園管理人)の話」について解説し、最後に未完の「料理人の話」に手短に触れます。冒頭の序歌(プロローグ)も参照して、各物語の語り手についても考えてみます。文学史的な基本事項を抑えつつも、受講者の皆さんの感想も聞いて、現代に通じる古典としてこの名作を考えたいと思います。テキストは指定しませんが、岩波文庫かちくま文庫の『カンタベリー物語』上巻を参照されることをお勧めします。
【講座スケジュール】
第1回 1月23日(金) チョーサーと『カンタベリー物語』
第2回 1月30日(金) 語り手の騎士と騎士道
第3回 2月13日(金) 「騎士の話」
第4回 2月27日(金) 「粉屋の話」
第5回 3月13日(金) 「家扶の話」、「料理人の話」(未完)
講師陣
名前 | 末松 良道 |
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肩書き | 元本学教授 |
プロフィール | 東京都立大学大学院人文科学研究科英文学専攻博士課程満期退学 文学修士 元武蔵野大学教授 中世英文学、特に中世イギリス演劇を研究領域とする。 主な著作・論文として「マリ・ド・フランスの狼男伝説─ビスクラヴレットをめぐって─」(『世界文学』第84号)、「“Deeme Love”、あるいはニコラスの密かな歓び─『カンタベリ物語』における学僧─」(『世界文学』第89号)。 |