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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-10-14 / 文学 / 学内講座コード:262036

覚一本『平家物語』 -巻第十一を読む-

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
10月15日(水)~ 3月 4日(水)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
元暦二(一一八五)年二月、屋島、三月、壇の浦、この二つの合戦の攻防と終焉を巻第十一は人間のドラマとして十九章にわたって語ります。二月義経は逆櫓をめぐり景時と対立、その夜烈風激浪の海へ船五艘で発ち、翌朝阿波に着くや夜を徹し大坂越を駆け屋島の内裏を焼く。海上に退いた平家も反撃、嗣信は教経の矢に落命。その夕、沖の小舟竿頭の扇を与一は自害も覚悟し射落した。義経の弓流、浜の綴引。平家は夜討の時機を逸し、教能は義盛に降る。周防に進出した源氏に熊野・伊予水軍も合流、平家は長門引島に籠り新たな局面に突入した三月、門司・赤間の関に源氏三千、平家千余の船々は対峙。潮流に乗った平家優勢の緒戦、「いづれおとれりとも見え」ざる中盤。しかし天空からの白幡は源氏の船に、いるかの大群は平家に向う平家敗北の予兆、重能の返忠、四国、鎮西武者も離反した終盤。この有様をみて二位尼は安徳帝を抱いて入水、抗戦する武者たちも続いた。「見るべき程の事は見つ…」と知盛も家長と共に入水。「生どり」八十余名は京へ、その後宗盛父子、重衡も斬られた。腰越に追われた義経は一書を広元に託し頼朝への執り成しを依頼。

※持ち物:テキスト・筆記用具

【講座スケジュール】
第1回10月15日(水) 逆櫓・勝浦
第2回11月 5日(水) 嗣信最期・那須与一
第3回11月19日(水) 弓流・志度合戦
第4回12月 3日(水) 鶏合壇浦合戦・遠矢
第5回12月17日(水) 先帝身投・能登殿最期
第6回 1月 7日(水) 内侍所都入・剣
第7回 1月21日(水) 一門大路渡・鏡
第8回 2月 4日(水) 文之沙汰・副将
第9回 2月18日(水) 腰越・大臣殿被斬
第10回 3月 4日(水) 重衡被斬

備考

【教材】
お申込時にお問い合わせください

講師陣

名前 深澤 邦弘
肩書き 元本学教授
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了、文学修士。
都立三鷹高等学校、立川高等学校、昭和高等学校教諭 2006年3月武蔵野大学文学部教授退職。
専攻は中世文学・国語教育。著書に『平家物語における「生」』新典社研究叢書170など。
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