大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
江戸時代は、江戸幕府の強大な権力のもとにあり、約260 年間、ほぼ戦争のない世の中でした。いまの日本の社会にはこの江戸時代から引き継がれたものが多分に存在しています。この江戸時代を読み解くには将軍権力がいかなるものだったのかを考えることが不可欠です。この講義では歴代将軍のひととなりや政治を紹介することによって江戸時代の通史を解説したいと思っています。聴講するための予備知識は必要ありません。“江戸時代史入門編”として考えてくだされば結構です。

【講座スケジュール】
第1回 6月20日(金) 寛政の改革(十一代将軍家斉)
第2回 6月27日(金) 大御所時代(十一代将軍家斉)
第3回 7月11日(金) 天保の改革(十二代将軍家慶)
第4回 7月18日(金) ペリー来航と横浜開港(十三代将軍家定・十四代将軍家茂)
第5回 7月25日(金) 幕末の混乱と近代への模索(十四代将軍家茂・十五代慶喜)

名前	尾 善希
肩書き	立正大学非常勤講師
プロフィール	1974年千葉県千葉市生まれ。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程研究指導修了満期退学。博士(文学)。立正大学文学部史学科非常勤講師。江戸・江戸周辺地域の社会史を専攻。『やさしい古文書の読み方』(日本実業出版社)、共著『徳川幕府と巨大都市江戸』(東京堂出版)・共著『徳川15代将軍継承の謎』(新人物文庫、中経出版)など。