講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-09 / 日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:261054
日本の仏像を見る・考える
- 開催日
- 4月10日(木)~ 6月 5日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 16:45~18:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 7,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
漢詩を読む (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
仏像を見る、考える (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
講座詳細
【講座内容】
仏像とは、そもそも何か。仏教でいう仏を人々は観念的な存在ではなく、仏像に投影させる側面がありました。言い換えれば、人々は仏像を礼拝することで仏を観念しました。こうした思想の延長線上で、古代・中世には、生きた仏像、裸の仏像、動く仏像などが登場し、人々の信仰の対象となりました。現代人からみると 荒唐無稽な話ようですが、当時の人々は真摯に礼拝しました。このような仏像に対する人々の受容の歴史を、仏像そのものの形、文献史料、胎内納入物どから考察します。
【講座スケジュール】
第1回 4月10日(木) 地蔵菩薩立像の手のかたち- 広島県庄原市円通寺の地蔵菩薩立像-
第2回 4月24日(木) 絵に描かれた仏像-『信貴山縁起絵巻』を考える-
第3回 5月 8日(木) 馬鳴菩薩像の信仰- 養蚕の神様としての信仰-
第4回 5月22日(木) 四国八十八カ所巡礼と写し霊場- 八十八躯くの弘法大師座像-
第5回 6月 5日(木) 路傍の石仏- 辻堂とあの世-
仏像とは、そもそも何か。仏教でいう仏を人々は観念的な存在ではなく、仏像に投影させる側面がありました。言い換えれば、人々は仏像を礼拝することで仏を観念しました。こうした思想の延長線上で、古代・中世には、生きた仏像、裸の仏像、動く仏像などが登場し、人々の信仰の対象となりました。現代人からみると 荒唐無稽な話ようですが、当時の人々は真摯に礼拝しました。このような仏像に対する人々の受容の歴史を、仏像そのものの形、文献史料、胎内納入物どから考察します。
【講座スケジュール】
第1回 4月10日(木) 地蔵菩薩立像の手のかたち- 広島県庄原市円通寺の地蔵菩薩立像-
第2回 4月24日(木) 絵に描かれた仏像-『信貴山縁起絵巻』を考える-
第3回 5月 8日(木) 馬鳴菩薩像の信仰- 養蚕の神様としての信仰-
第4回 5月22日(木) 四国八十八カ所巡礼と写し霊場- 八十八躯くの弘法大師座像-
第5回 6月 5日(木) 路傍の石仏- 辻堂とあの世-
講師陣
名前 | 生駒 哲郎 |
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肩書き | 本学教養教育リサーチセンター研究員・東京大学史料編纂所非常勤職員 |
プロフィール | 専門は日本中世宗教史、日本古文書学会編集・大会運営委員。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。山梨県身延山久遠寺、大田区池上本門寺、石川県羽咋市妙成寺などの史料調査委員を経て、現在、東京大学史料編纂所非常勤職員・東京都渋谷区文化財審議員。 主要著書日本の名僧6『重源: 旅の勧進聖』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院体制と社会』(共著 吉川弘文館)、『中世の寺院と都市・権力』(共著 山川出版社)、『山岳信仰と村落社会』(共著 岩田書院)など。 |
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