講座詳細情報
申し込み締切日:2014-04-07 / 文学 / 学内講座コード:261038
中世女流日記・紀行(「十六夜日記」「うたたね」「とはずがたり」)を読む
- 開催日
- 4月 8日(火)~ 9月16日(火)
- 講座回数
- 18回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
世の中は既に貴族に代って武士が政権をとる時代になり、王朝女流文学が盛んだった平安朝貴族文化全盛の時代は去ったものの、文学の世界や宮中の生活の中の一部には平安朝の名残りがあった。その中で、女流歌人の阿仏尼(安嘉門院四条)の残した「十六夜日記」と、同じ作者の若き日の思い出日記である短編「うたたね」を読み、さらにほぼ同時代に生きた後ご深草院の二条の残した「とはずがたり」を読んでゆきます。「十六夜日記」の前半は鎌倉への旅行記で後半は鎌倉滞在生活が描かれています。
前半については、既に概要を学んできましたが、同人の「うたたね」及び「とはずがたり」は宮廷に仕えた頃の思い出が共通し、特に後者の旅日記は、旅と人生、そして女性の生き方を「十六夜日記」と同様に考えさせられることでしょう。読みながら解釈をし、鑑賞してゆきます。
※持ち物:前回までのプリント、筆記用具、古語辞典(あれば)
【講座スケジュール】
第1回 4月 8日(火)
第2回 4月15日(火)
第3回 4月22日(火)
第4回 5月13日(火)
第5回 5月20日(火)
第6回 5月27日(火)
第7回 6月 3日(火)
第8回 6月10日(火)
第9回 6月17日(火)
第10回 6月24日(火)
第11回 7月 1日(火)
第12回 7月 8日(火)
第13回 7月15日(火)
第14回 7月22日(火)
第15回 7月29日(火)
第16回 9月 2日(火)
第17回 9月 9日(火)
第18回 9月16日(火)
世の中は既に貴族に代って武士が政権をとる時代になり、王朝女流文学が盛んだった平安朝貴族文化全盛の時代は去ったものの、文学の世界や宮中の生活の中の一部には平安朝の名残りがあった。その中で、女流歌人の阿仏尼(安嘉門院四条)の残した「十六夜日記」と、同じ作者の若き日の思い出日記である短編「うたたね」を読み、さらにほぼ同時代に生きた後ご深草院の二条の残した「とはずがたり」を読んでゆきます。「十六夜日記」の前半は鎌倉への旅行記で後半は鎌倉滞在生活が描かれています。
前半については、既に概要を学んできましたが、同人の「うたたね」及び「とはずがたり」は宮廷に仕えた頃の思い出が共通し、特に後者の旅日記は、旅と人生、そして女性の生き方を「十六夜日記」と同様に考えさせられることでしょう。読みながら解釈をし、鑑賞してゆきます。
※持ち物:前回までのプリント、筆記用具、古語辞典(あれば)
【講座スケジュール】
第1回 4月 8日(火)
第2回 4月15日(火)
第3回 4月22日(火)
第4回 5月13日(火)
第5回 5月20日(火)
第6回 5月27日(火)
第7回 6月 3日(火)
第8回 6月10日(火)
第9回 6月17日(火)
第10回 6月24日(火)
第11回 7月 1日(火)
第12回 7月 8日(火)
第13回 7月15日(火)
第14回 7月22日(火)
第15回 7月29日(火)
第16回 9月 2日(火)
第17回 9月 9日(火)
第18回 9月16日(火)
講師陣
名前 | 上村 正人 |
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肩書き | 元武蔵野女子学院中学高校教員 |
プロフィール | 昭和13年(1938)生まれ。昭和35年(1960)、東京学芸大学乙類国語科(漢文専攻)卒。同年武蔵野女子学院中学高校国語科教諭。平成15年(2003)3月、同上校定年退職。ほとんど高校で古文・漢文・現代文を教えてきた。その間、東京学芸大学名誉教授・故安良岡康作氏(中世文学・国語教育専攻)に師事、日本中世文学を中心に研究。中世文学会、仏教文学会、解釈学会、日本文学協会にも所属してきた。 なお本学生涯学習講座においては、「西行の和歌」「徒然草(抜粋)」「方丈記」「奥の細道」「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」「百人一首」「伊勢物語」「西行の歌と人生」「紀貫之の文学(「土佐日記」「古今集」)」「和歌文学史入門」をとりあげている。 |