講座詳細情報
申し込み締切日:2013-04-23 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:251005
歎異抄に親鸞の思想を学ぶ
- 開催日
- 4月24日(水)~ 9月25日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 16:45~18:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
歎異抄は、親鸞が生前語っていた言葉を弟子の唯円が師の没後に語録として書きとめたものである。当時の親鸞門流が師の教えを間違って受け止め、理解し、主張していることを嘆き、それらの異義を正すために著された書である。歎異抄によって示された親鸞の言葉は非常に感動的でもあり、親鸞の自著とは少しく異なったはつらつとした新鮮な人間親鸞が感じられる。その言葉や思想はあたかも現代の思想家ではないかと思えるほど簡明直裁で逆説的でもある。歎異抄は江戸時代以前には一般には殆ど知られなかったが、明治時代になってからは、俄然多くの知識人の注目を集め、わが国の仏教書の中では最も有名かつ読者数も多いものとして今日に至っている。
本講座では歎異抄を読みすすめながら、そこに表れた親鸞思想、並びに浄土教思想の現代に生きる我々にとっていかなる意味があるかを学んでいきたい。
【講座スケジュール】
第1回 4月24日(水)
第2回 5月22日(水)
第3回 6月26日(水)
第4回 7月24日(水)
第5回 9月 4日(水)
第6回 9月25日(水)
歎異抄は、親鸞が生前語っていた言葉を弟子の唯円が師の没後に語録として書きとめたものである。当時の親鸞門流が師の教えを間違って受け止め、理解し、主張していることを嘆き、それらの異義を正すために著された書である。歎異抄によって示された親鸞の言葉は非常に感動的でもあり、親鸞の自著とは少しく異なったはつらつとした新鮮な人間親鸞が感じられる。その言葉や思想はあたかも現代の思想家ではないかと思えるほど簡明直裁で逆説的でもある。歎異抄は江戸時代以前には一般には殆ど知られなかったが、明治時代になってからは、俄然多くの知識人の注目を集め、わが国の仏教書の中では最も有名かつ読者数も多いものとして今日に至っている。
本講座では歎異抄を読みすすめながら、そこに表れた親鸞思想、並びに浄土教思想の現代に生きる我々にとっていかなる意味があるかを学んでいきたい。
【講座スケジュール】
第1回 4月24日(水)
第2回 5月22日(水)
第3回 6月26日(水)
第4回 7月24日(水)
第5回 9月 4日(水)
第6回 9月25日(水)
備考
【教材】
『歎異抄─現代語訳付き』(文庫版)梯實圓(解説)本願寺出版社 2002年12月 420 円
『歎異抄─現代語訳付き』(文庫版)梯實圓(解説)本願寺出版社 2002年12月 420 円
講師陣
名前 | 高橋 審也 |
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肩書き | 本学教授 |
プロフィール | 東京大学大学院人文科学研究科博士課程、文学修士(東京大学)。中央大学文学部兼任講師、武蔵野女子大学短期大学部兼任講師、群馬大学教育学部兼任講師、東京仏教学院講師を歴任。研究領域は、インド仏教思想、日本中世仏教思想、現代社会と仏教。おもな著作・論文は、『親鸞の教えに学ぶ通信講座1』(東洋文化学院)、『仏教興起時代の外道思想について』(修士論文)、『原始仏教の世界』(共著、東京書籍)、『いのちは誰のものか』(共著、武蔵野大学出版会)、『浄土三部経を読む』(角川学芸出版)。 |