講座詳細情報
申し込み締切日:2013-07-30 / 宗教・哲学:その他教養 / 学内講座コード:251003
「大無量寿経」の世界 ―宇宙的救済史への参加―
- 開催日
- 7月31日(水)~ 9月18日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 16:45~18:15
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
様々な仏教経典にもとづく仏教教理のすべてに通底しているのは縁起の法である。縁起の法を開けば四法印(諸行無常・諸法無我・一切皆苦・涅槃寂静)となり、四法印はそのまま「空」であると同時に、一切皆苦は迷界(三界)・「唯識」の世界として展開されている。この前提において此岸(歴史的意識世界)から彼岸(さとりの生命領域)への仏道を豊かな言説をもって表現しているのが「大無量寿経」である。それは「人間とはなにか、どこから来て、どこへゆこうとするのか?」の難問に答える宇宙的救済史への参加を説く大乗経典である。
【講座スケジュール】
第1回 7月31日(水) 仏説とはなにか? 阿含経から大乗経典へ、そして「無量寿経」へ
第2回 8月 7日(水) 無量寿経系経典類の成立と内容
第3回 8月21日(水) 「大無量寿経」講説1
第4回 8月28日(水) 「大無量寿経」講説2
第5回 9月11日(水) 「大無量寿経」講説3
第6回 9月18日(水) 「大無量寿経」講説4
様々な仏教経典にもとづく仏教教理のすべてに通底しているのは縁起の法である。縁起の法を開けば四法印(諸行無常・諸法無我・一切皆苦・涅槃寂静)となり、四法印はそのまま「空」であると同時に、一切皆苦は迷界(三界)・「唯識」の世界として展開されている。この前提において此岸(歴史的意識世界)から彼岸(さとりの生命領域)への仏道を豊かな言説をもって表現しているのが「大無量寿経」である。それは「人間とはなにか、どこから来て、どこへゆこうとするのか?」の難問に答える宇宙的救済史への参加を説く大乗経典である。
【講座スケジュール】
第1回 7月31日(水) 仏説とはなにか? 阿含経から大乗経典へ、そして「無量寿経」へ
第2回 8月 7日(水) 無量寿経系経典類の成立と内容
第3回 8月21日(水) 「大無量寿経」講説1
第4回 8月28日(水) 「大無量寿経」講説2
第5回 9月11日(水) 「大無量寿経」講説3
第6回 9月18日(水) 「大無量寿経」講説4
講師陣
名前 | 村石 恵照 |
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肩書き | 元本学教授 |
プロフィール | 東洋大学(大学院文学研究科仏教学専攻博士課程)、外国政府機関勤務、Young East (Managing Editor)、英文毎日コラムニスト(筆名 Kenkichi Murano)、などを経て、平成24年3月まで武蔵野大学教授。 研究領域:仏教学/日本文化論/イギリス思想(G.オーウェル)。 著作/論文:A Study of Shinran's Major Work: the Kyo-gyo-shin-sho、『地球の歩き方=旅の会話集15(ハンガリー・チェコ・ポーランド語/英語』(ダイヤモンド・ビッグ社)、『仏陀のエネルギー・ヨーロッパに生きる親鸞の心』(翻訳)、『オーウェル―20世紀を超えて』(共著)、「いのちをめぐる仏教知のパラダイム試論」(『仏教最前線の課題』)、Gentle Charm of Japan(DharmaEn)など。 |
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