講座詳細情報
申し込み締切日:2013-02-28 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:242045
昭和の三人の女性作家 ―大田洋子・森茉莉・佐多稲子―
- 開催日
- 3月 1日(金)~ 3月29日(金)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 3,200円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
この講座では大田洋子、森茉莉、佐多稲子の三人をとりあげる。
激動する時代を背景に展開された昭和の文学は、女性作家の活躍が特徴として目立っている。
大田洋子は広島での被爆体験を題材化した「屍の街」「半人間」で歴史的な証言となる作品を書いた。森茉莉は父?外に溺愛された記憶を自身の生の根拠にしながら、「贅澤貧乏」や「甘い蜜の部屋」などの特異な作品を発表した。佐多稲子は「くれなゐ」で妻の立場で文学と取り組むことによって家庭崩壊に陥りかねない苦しさを表現した。昭和の文学の成果を検証する時、これらの作家たちの業績は見のがせないものがある。
【講座スケジュール】
第1回 3月 1日(金) 大田洋子・その生きかたと作品
第2回 3月15日(金) 森茉莉・その生きかたと作品
第3回 3月29日(金) 佐多稲子・その生きかたと作品
この講座では大田洋子、森茉莉、佐多稲子の三人をとりあげる。
激動する時代を背景に展開された昭和の文学は、女性作家の活躍が特徴として目立っている。
大田洋子は広島での被爆体験を題材化した「屍の街」「半人間」で歴史的な証言となる作品を書いた。森茉莉は父?外に溺愛された記憶を自身の生の根拠にしながら、「贅澤貧乏」や「甘い蜜の部屋」などの特異な作品を発表した。佐多稲子は「くれなゐ」で妻の立場で文学と取り組むことによって家庭崩壊に陥りかねない苦しさを表現した。昭和の文学の成果を検証する時、これらの作家たちの業績は見のがせないものがある。
【講座スケジュール】
第1回 3月 1日(金) 大田洋子・その生きかたと作品
第2回 3月15日(金) 森茉莉・その生きかたと作品
第3回 3月29日(金) 佐多稲子・その生きかたと作品
講師陣
名前 | 野口 存彌 |
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肩書き | 元本学客員教授 |
プロフィール | 昭和6年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。平成8年度より平成18年度まで武蔵野大学に出講。 著書:『父野口雨情』(昭和55年)、『野口雨情 詩と人と時代』(昭和61年)、『沖野岩三郎』(平成元年)、小説集『異形の男』(平成2年)、『大正児童文学』(平成6年)、小説集『子供たち少年たち』(平成8年)、『文学の遠近法』(平成16年)、『詩的近代の生成 明治の詩と詩人たち』(平成19年)、『太宰治・現代文学の地平線』(平成21年) |