講座詳細情報
申し込み締切日:2012-10-21 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:242041
徒然草 ―人生の達人に学ぶ―
- 開催日
- 10月22日(月)~ 3月11日(月)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
『徒然草』244章段には、人生論・文化論・政道論・趣味論・有職故実論・巷説など多岐にわたる話が、和文・和漢混淆文による名文で綴られている。それらは筆者の連想によって繰り広げられているようであるが、読み進めると、いつの間にか筆者の深い教養や豊かな美意識の虜となり、無常観の基調の中で人生をともに考えるようになっている。現実社会を生きることと、僧侶として生きることの間で、ものを見、考えているのであろう。したがって、その仏教論は人間的で、押し付けにはならない。美意識と一体となっていることすらもある。兼好法師は人生の達人ともいわれる。先人のよき知恵に学び、自分の人生を振り返ってみよう。
【講座スケジュール】
第1回 10月22日(月) 序段・第1・2段
第2回 10月29日(月) 第3~7段
第3回 11月12日(月) 第8~11段
第4回 11月26日(月) 第12~18段
第5回 12月10日(月) 第19~21段
第6回 1月28日(月) 第22~24段
第7回 2月25日(月) 第25~28段
第8回 3月11日(月) 第29~32段
『徒然草』244章段には、人生論・文化論・政道論・趣味論・有職故実論・巷説など多岐にわたる話が、和文・和漢混淆文による名文で綴られている。それらは筆者の連想によって繰り広げられているようであるが、読み進めると、いつの間にか筆者の深い教養や豊かな美意識の虜となり、無常観の基調の中で人生をともに考えるようになっている。現実社会を生きることと、僧侶として生きることの間で、ものを見、考えているのであろう。したがって、その仏教論は人間的で、押し付けにはならない。美意識と一体となっていることすらもある。兼好法師は人生の達人ともいわれる。先人のよき知恵に学び、自分の人生を振り返ってみよう。
【講座スケジュール】
第1回 10月22日(月) 序段・第1・2段
第2回 10月29日(月) 第3~7段
第3回 11月12日(月) 第8~11段
第4回 11月26日(月) 第12~18段
第5回 12月10日(月) 第19~21段
第6回 1月28日(月) 第22~24段
第7回 2月25日(月) 第25~28段
第8回 3月11日(月) 第29~32段
備考
【教材】
新潮日本古典集成『徒然草』 木藤才蔵 新潮社 1977年3月 3,150円
新潮日本古典集成『徒然草』 木藤才蔵 新潮社 1977年3月 3,150円
講師陣
名前 | 松村 武夫 |
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肩書き | 本学名誉教授 |
プロフィール | 1940年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。武蔵野女子大学短期大学部長、武蔵野大学文学部長、大学院研究科長をへて、現在本学名誉教授。平安時代末期の文学(和歌文学、歴史物語など)を研究領域とし、主な著書に『校注水鏡』『水鏡全注釈』『実用国語辞典』等がある。 |