検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2012-11-19 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:242033

王朝女流文学概説(その2)

主催:武蔵野大学 社会響創センター事務課武蔵野大学 三鷹サテライト教室(東京都)]
問合せ先:武蔵野大学 社会響創センター事務課 TEL:042-468-3222
開催日
11月20日(火)~ 3月19日(火)
講座回数
17回
時間
10:00~11:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
17,900円
定員
50
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座内容】
平安中期は、ことに藤原氏の子女が次々と天皇の后妃として入内し、摂関政治の政略結婚が当然とされた。皇后・中宮・女御らの後宮社会が確立してゆくが、そこへ多くの受領階級の有能な娘たちが集められた。それら女房たちの宮仕えの仕事の内容は、単なる女中奉公といったものでなく、「住み込みの家庭教師」といったところであり、和歌・書道など芸能の技法を学ぶと共に、学芸の諸知識や文学的センスや教養を生活の中で磨き上げてゆくのだった。紫式部、清少納言、和泉式部らは、古歌の知識、漢詩文の知識に関しては公卿(高級貴族=男性)らに負けないくらいの理解力をもち、それらを後宮社会で発揮すると共に作品にも示した。これらの作品の豊かな内容の一部を味わいたい。

※持ち物:筆記用具、前回までのプリント(毎回参考資料をプリントにして配付します)、古語辞典

【講座スケジュール】
第1回 11月20日(火)  和泉式部日記(1)作品概要、和泉式部について
第2回 11月27日(火)  和泉式部日記(2)日記作品の内容
第3回 12月 4日(火)  和泉式部日記(3)日記作品の内容
第4回 12月11日(火)  源氏物語(1)作品の特色と作者紫式部について
第5回 12月18日(火)  源氏物語(2)あらすじ、内容の概容。巻名
第6回 12月25日(火)  源氏物語(3)登場人物たち紹介
第7回  1月 8日(火)  源氏物語(4)作品の一部、桐壺巻の紹介
第8回  1月15日(火)  源氏物語(5)「宇治十帖」の一部の紹介
第9回  1月22日(火)  枕草子(1)作者清少納言について
第10回  1月29日(火)  枕草子(2)内容の特色、諸本の違いと章段の分類について
第11回  2月 5日(火)  ※以下略
第12回  2月12日(火)
第13回  2月19日(火)
第14回  2月26日(火)
第15回  3月 5日(火)
第16回  3月12日(火)
第17回  3月19日(火)

講師陣

名前 上村 正人
肩書き 元武蔵野女子学院中学高校教員
プロフィール 昭和13年(1938)生まれ。昭和35年(1960)、東京学芸大学乙類国語科(漢文専攻)卒。同年武蔵野女子学院中学高校国語科教諭。平成15年(2003)3月、同上校定年退職。ほとんど高校で古文・漢文・現代文を教えてきた。その間、東京学芸大学名誉教授・故安良岡康作氏(中世文学・国語教育専攻)に師事、日本中世文学を中心に研究。中世文学会、仏教文学会、解釈学会、日本文学協会にも所属してきた。
なお本学生涯学習講座においては、「西行の和歌」「徒然草(抜粋)」「方丈記」「奥の細道」「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」「百人一首」「伊勢物語」「西行の歌と人生」「紀貫之の文学(「土佐日記」「古今集」)」「和歌文学史入門」をとりあげている。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.