講座詳細情報
申し込み締切日:2012-10-08 / 文学:その他教養 / 学内講座コード:242027
日本古典文学入門
- 開催日
- 10月 9日(火)~11月13日(火)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,300円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
日本の古典文学、中でも平安朝を中心とした和歌や散文の解釈の要点を勉強していきます。単に「文法」を機械的に学ぶのでなく、当時の表現方法の特色をとらえることができるように配慮します。特に和歌は、修辞法がわかると、作者の心や内容や作品としての味わいがよくわかるでしょう。
(和歌の用例はできるだけ「百人一首」の中から選んでいきます。これは「小倉百人一首」がゲームとして親しまれてきたという歴史的背景と共に、日本の古典和歌の技法(修辞法など)がほぼ網羅されていると考えるからです。)
【講座スケジュール】
第1回 10月 9日(火) 和歌の解釈―「百人一首」の和歌を中心に係り結びなど
第2回 10月16日(火) 和歌の修辞(1)枕詞・序詞・掛詞(懸詞)
第3回 10月23日(火) 和歌の修辞(2)縁語・倒置法・体言止め
第4回 10月30日(火) 和歌の修辞(3)句切れ・本歌取り・歌枕など
第5回 11月 6日(火) 助動詞の訳し方と意味(機能)推量を表現・打消し表現など
第6回 11月13日(火) 古文特有の表現(禁止・不可能・形容詞の語幹+「み」など)
日本の古典文学、中でも平安朝を中心とした和歌や散文の解釈の要点を勉強していきます。単に「文法」を機械的に学ぶのでなく、当時の表現方法の特色をとらえることができるように配慮します。特に和歌は、修辞法がわかると、作者の心や内容や作品としての味わいがよくわかるでしょう。
(和歌の用例はできるだけ「百人一首」の中から選んでいきます。これは「小倉百人一首」がゲームとして親しまれてきたという歴史的背景と共に、日本の古典和歌の技法(修辞法など)がほぼ網羅されていると考えるからです。)
【講座スケジュール】
第1回 10月 9日(火) 和歌の解釈―「百人一首」の和歌を中心に係り結びなど
第2回 10月16日(火) 和歌の修辞(1)枕詞・序詞・掛詞(懸詞)
第3回 10月23日(火) 和歌の修辞(2)縁語・倒置法・体言止め
第4回 10月30日(火) 和歌の修辞(3)句切れ・本歌取り・歌枕など
第5回 11月 6日(火) 助動詞の訳し方と意味(機能)推量を表現・打消し表現など
第6回 11月13日(火) 古文特有の表現(禁止・不可能・形容詞の語幹+「み」など)
講師陣
名前 | 上村 正人 |
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肩書き | 元武蔵野女子学院中学高校教員 |
プロフィール | 昭和13年(1938)生まれ。昭和35年(1960)、東京学芸大学乙類国語科(漢文専攻)卒。同年武蔵野女子学院中学高校国語科教諭。平成15年(2003)3月、同上校定年退職。ほとんど高校で古文・漢文・現代文を教えてきた。その間、東京学芸大学名誉教授・故安良岡康作氏(中世文学・国語教育専攻)に師事、日本中世文学を中心に研究。中世文学会、仏教文学会、解釈学会、日本文学協会にも所属してきた。 なお本学生涯学習講座においては、「西行の和歌」「徒然草(抜粋)」「方丈記」「奥の細道」「野ざらし紀行」「鹿島詣」「笈の小文」「更科紀行」「嵯峨日記」「百人一首」「伊勢物語」「西行の歌と人生」「紀貫之の文学(「土佐日記」「古今集」)」「和歌文学史入門」をとりあげている。 |