講座詳細情報
申し込み締切日:2012-01-31 / 文学 / 学内講座コード:232045
名詩、愛誦詩を遺した詩人たち
- 開催日
- 2月 1日(水)~ 2月29日(水)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 3,200円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
日本書紀講釈 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
紫式部と源氏物語 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
講座詳細
【講座内容】
この講座では上田敏、宮沢賢治、中原中也の3人をとりあげる。詩人たちは詩という表現形態を活かしきって、すぐれた詩篇を書いた。それらの詩篇はいまも愛誦詩として人びとにひろく親しまれている。詩人たちは詩というジャンルをどのようにとらえ、どういう思いを詩に賭けたのだろうか。人間として生きることの意味を問いつづけ、或いはまた美意識をもってこの世界を受けとめるという営みを絶やすことがなかった。西欧象徴詩を移植して前例のない詩美の境地を創出したり、自動記述というダダイズムの技法をとり入れることを試みたりしている。代表的な詩篇を鑑賞しながら、それらの名詩がうまれた背景を詳しく解き明かしたい。
【講座スケジュール】
第1回 2月 1日(水) 「山のあなたの空遠く」の詩人・上田敏
第2回 2月15日(水) 「けふのうちにとほくへいってしまふわたしのいもうとよ」の詩人・宮沢賢治
第3回 2月29日(水) 「汚れっちまった悲しみに」の詩人・中原中也
この講座では上田敏、宮沢賢治、中原中也の3人をとりあげる。詩人たちは詩という表現形態を活かしきって、すぐれた詩篇を書いた。それらの詩篇はいまも愛誦詩として人びとにひろく親しまれている。詩人たちは詩というジャンルをどのようにとらえ、どういう思いを詩に賭けたのだろうか。人間として生きることの意味を問いつづけ、或いはまた美意識をもってこの世界を受けとめるという営みを絶やすことがなかった。西欧象徴詩を移植して前例のない詩美の境地を創出したり、自動記述というダダイズムの技法をとり入れることを試みたりしている。代表的な詩篇を鑑賞しながら、それらの名詩がうまれた背景を詳しく解き明かしたい。
【講座スケジュール】
第1回 2月 1日(水) 「山のあなたの空遠く」の詩人・上田敏
第2回 2月15日(水) 「けふのうちにとほくへいってしまふわたしのいもうとよ」の詩人・宮沢賢治
第3回 2月29日(水) 「汚れっちまった悲しみに」の詩人・中原中也
講師陣
名前 | 野口 存彌 |
---|---|
肩書き | 元本学客員教授 |
プロフィール | 昭和6年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。平成8年度より平成18年度まで武蔵野大学に出講。 著書:『父野口雨情』(昭和55年)、『野口雨情 詩と人と時代』(昭和61年)、『沖野岩三郎』(平成元年)、小説集『異形の男』(平成2年)、『大正児童文学』(平成6年)、小説集『子供たち少年たち』(平成8年)、『文学の遠近法』(平成16年)、『詩的近代の生成 明治の詩と詩人たち』(平成19年)、『太宰治・現代文学の地平線』(平成21年) |
関連講座
日本書紀講釈 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)
紫式部と源氏物語 (by 武蔵野大学 三鷹サテライト教室)