大学公開講座のセカンドアカデミー

　長い伝統に育まれたイギリス文学は、その時代の「歴史と文化」に迫り、人生の意味を探るリアリティがあります。今回は現代人の心に訴えるシェイクスピア、ディケンズ、ロレンス、カズオ・イシグロの作品を取り上げ、「歴史と文化」の意味を探ります。戦国時代からヴィクトリア朝を経て20世紀に至るイギリスの「歴史と文化」の魅力に迫ります。イングランドとスコットランドへの「歴史・文学紀行」の体験談もお楽しみに！
　※No.54「イギリスの世界遺産」の受講もお薦めします。

①　1月26日：シェイクスピア『リチャード三世』―イギリス戦国時代の葛藤
②　2月 9日：ディケンズ『二都物語』―フランス革命の余波
③　2月23日：ディケンズ『大いなる遺産』―大英帝国の光と影
④　3月 9日：ロレンス『虹』―世界大戦に勝利したけれど
⑤　3月23日：カズオ・イシグロ『日の名残り』―日本的感性からみたイギリス文化

名前	山本　　證
肩書き	本学名誉教授
プロフィール	法政大学大学院人文科学研究科修了。文学修士。共立薬科大学教授、武蔵野大学教授を経て、現在、武蔵野大学名誉教授、同大学院客員教授(大学院教授・大学院人間社会・文化研究科長、文学部英語・英米文学科長、文学部長を歴任)。「世界文学会」、「イギリスを知る会」運営委員。 「英日協会」会員。武蔵野大学社会連携センター・三鷹サテライト教室、三鷹市民大学講座、立川・大学サテライト公開講座、武蔵野地区５大学共同講演会等の講師歴任。主著『英米文学－名作への散歩道』『ジェンダーと歴史の境界を読む』など編著多数。