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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-09-29 / 宗教・哲学:芸術・文化 / 学内講座コード:23221354

神社と祭りの日本精神史【ハイブリッド/対面】 東アジアの片隅で【対面/日本の文化・歴史/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 7日(土)、10月21日(土)、11月11日(土)、11月18日(土)、12月 2日(土)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
13,200円
定員
30
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本に数ある神社の中から有名なものや、特に注目すべきものを選んで、その神社の歴史と信仰、祭りなどを紹介する。講義はこれまで約50回以上におよんでいるが、ユニークかつ歴史的、文化的に興味深い神社はまだまだある。東アジアの片隅につらなる島国に何故、このような宗教文化が生まれ育ってきたのか興味は尽きない。神社の祭りは村の祭り、村の祭りは神社の祭りと思われているが、千数百年におよぶ日本の歴史を鳥瞰すると、神社と神信仰とは必ずしも一体ではないことが分かってきた。一方、村(町)人たちの祭りに神社が関与しない事例も多く、神社も村(町)人の関与を必要としない時代が続いていた。神社だけを扱っていても列島人・日本人の信仰世界は必ずしも明らかにならない。本講座では、祭りと信仰の重層性についても考慮しながら、多面的に神社について考えていこうと思っている。

【特記事項】
講義内容はあくまでも予定です。変更になることもありますので、あらかじめご理解ください。

お申込みの際は「ハイブリッド/対面」もしくは「ハイブリッド/オンライン」いずれかのページをご確認の上、お手続きをお願いいたします。

※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。



■申込締切日:9月29日(金)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。

【講義概要】
第1回 10月 7日(土) 「髭籠の話」ふたたび
日本の在来信仰を解く概念として今から百年ほど前に折口信夫が提案した「依り代」、しかしそれが逆に日本の祭りを見えなくしていることに警鐘を鳴らす。

第2回 10月21日(土) 籠神社―丹後国一宮―
幻の海人族が祀る海神。天橋立に鎮座する海人の祖神の古代と中世に迫る。浦島太郎伝説を伝える浦島神社など、丹後半島を取り巻く古代の神話世界にも迫る。

第3回 11月11日(土) 真清田神社―尾張国一宮―
古代神話に登場する大社・熱田社をおさえ、国一宮となった真清田神社。国司・国衙の力を借りて伸し上がる古代神社の姿。

第4回 11月18日(土) 宇部神社―因幡国一宮―
武内宿禰命を祭神として祀る鳥取県の大社。古代伊福部氏の氏神はどこに行ったのか。平安時代、国司が任国に赴いて国の第一の神社に参拝する国司神拝史料「時範記」から一宮制成立を立証する。

第5回 12月 2日(土) 秩父神社―古代秩父国造の祖神を祀る―
武蔵国四宮で秩父郡の鎮守。秩父神社は関東の西、奥まった盆地で独自の信仰世界を形成した。秩父祭り(12月2-3日)の映像を含めて、秩父神社の歴史を紐解く。

備考

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 元明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)、『オビシャ文書の世界―関東の村の祭りと記録』(岩田書院、2018年)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
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