検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-28 / 芸術・文化 / 学内講座コード:23121305

よみがえる列島の古代神話と神々【ハイブリッド/対面】 日本神話再構築のための一試論【対面/日本の文化・歴史/その他/】

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
5月12日(金)、 5月26日(金)、 6月 9日(金)、 6月23日(金)、 7月 7日(金)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
13,200円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
日本の神話は政治的に作られた特異なものだと言ったのは、世界的な文化人類学者レヴィ・ストロース(1908~2009)であった。それは8世紀前半までに相継いで完成した『古事記』『日本書紀』に記述された神話を指してのことである。事実、日本の神話には大和政権の政治的な思惑が色濃く表現されている。もしそれらが本来の神話から程遠いものになっているとするなら、神話のもとの姿とはいったいどのようなものだったのか。神話に登場する神々の本当の姿、そして人々による神々への信仰とは果たしてどんなものだったのだろうか。本講座は、『古事記』を根幹として『日本書紀』『風土記』を参照しつつ、日本列島で活き活きと活動していたであろう神々と人間との交流の世界を復元しようとするものである。

【特記事項】
※こちらはキャンパス(対面型)で受講希望の方専用の申込ページです。
Zoomによるリアルタイム配信型で受講を希望される方はこちらからお申し込みください。

■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
対面型講座における感染症予防対策について
対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー

■申込締切日:4月28日(金)

■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。

■本講座は、ハイブリッド型の対面式講座です。受講料の割引対象外です。

【講義概要】
第1回 5月12日(金) 東アジアの片隅で生まれた神話と信仰
日本列島には約3万年以前から人類が渡り来たり、縄文時代・弥生時代そして古墳時代が展開した。連続か不連続かは別に問うとして、人々による生活に不可欠な神信仰が育っていた。その痕跡がいったい記紀に残っているのだろうか?

第2回 5月26日(金) 『古事記』『日本書紀』『風土記』の関係
ほぼ同時期に完成した『古事記』『日本書紀』『風土記』には本来どのような関係性があったのか。

第3回 6月 9日(金) 『古事記』序文と古代神話の大構造
『古事記』の成立は謎に満ちている。そこで敢えてなぜ本講座が『古事記』を根幹とするかについて。また日本神話の大きな世界を俯瞰しながら、記紀神話成立の政治的な意味を問う。

第4回 6月23日(金) 創世神話〈1〉
『古事記』と『日本書紀』の創世神話には大きな違いがある。さらに『風土記』のうち『出雲国風土記』が秘める古代出雲の創世神話の神・カミムスヒ命との比較を試みる。

第5回 7月 7日(金) 創世神話〈2〉
『日本書紀』の創世神話は正文(本文)の他に第六・一書まであり、それぞれ特異な世界観を表現している。

備考

【教材】
配付資料

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 元明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)、『オビシャ文書の世界―関東の村の祭りと記録』(岩田書院、2018年)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.