講座詳細情報
申し込み締切日:2023-01-11 / 芸術・文化 / 学内講座コード:22220317
【対面】なぜ人は旅に出るのか 古代から近代まで-【対面/日本の文化・歴史/その他/】
- 開催日
- 1月19日(木)、 1月26日(木)、 2月 2日(木)、 2月 9日(木)、 2月16日(木)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,750円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
往古より人々は旅に出ました。なかでも、日本人は旅が大好きです。遥か昔、我々の祖先は、大海原を越えて、この日本にやってきました。それ以来の血が、我々を旅へと駆り立てるのでしょうか。人は心の故郷を旅に求めようとします。心を癒す旅もあれば、涙の旅もあります。恋する人に会うための旅、自らを見つめなおす旅、就職や結婚のための旅・・・。旅の喜びもあれば、苦しさや辛さもあります。思えば、人生そのものが旅だと言えるでしょう。本講座では、様々な視点から皆様と一緒に「旅行」ではなく、「旅」を考えます。今回は、古代から近代までの日本人の旅を幅広く取り上げます。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
・対面型講座における感染症予防対策について
・対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー
■申込締切日:2023年1月11日(水)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 1月19日(木) 平安時代の女性の信仰と旅-その一端-
平安中期になると、観音信仰が隆盛となり、現世利益を願う信仰が女性たちの間で拡まった。その信仰の一端を見ることにします。
第2回 1月26日(木) 堀田善衛「上海」への旅
文学者・堀田善衛が「上海」への旅において、何を感じ取ったのか、考えてみたいと思います。
第3回 2月 2日(木) 和歌と説話伝承から見る西行の旅
後世の文人たちに歌僧と讃えられ、旅に生きた西行法師の旅の諸相を考えてみます。
第4回 2月 9日(木) 善光寺東海別院の勧進活動と展開
祖父江の蓮田に明治42年と43年に一茎に二つの花が咲いた奇端から、この土地に当山を建立することとなった。建立前から今日までの勧進活動をお話しします。
第5回 2月16日(木) 松井須磨子と芸術座の旅-朝鮮・満州、そして台湾-
島村抱月と共に芸術座を興し、国内外を巡業し、新劇の普及に努めた松井須磨子の旅について考えてみます。
往古より人々は旅に出ました。なかでも、日本人は旅が大好きです。遥か昔、我々の祖先は、大海原を越えて、この日本にやってきました。それ以来の血が、我々を旅へと駆り立てるのでしょうか。人は心の故郷を旅に求めようとします。心を癒す旅もあれば、涙の旅もあります。恋する人に会うための旅、自らを見つめなおす旅、就職や結婚のための旅・・・。旅の喜びもあれば、苦しさや辛さもあります。思えば、人生そのものが旅だと言えるでしょう。本講座では、様々な視点から皆様と一緒に「旅行」ではなく、「旅」を考えます。今回は、古代から近代までの日本人の旅を幅広く取り上げます。
【特記事項】
※本講座は対面型となります。
■対面型講座における感染予防対策については以下をご確認ください。
なお、本学独自の活動制限指針レベルおよび感染症拡大状況を踏まえ、中止とする場合があります。
・対面型講座における感染症予防対策について
・対面型講座出席者に感染者または濃厚接触者が出た場合の取扱フロー
■申込締切日:2023年1月11日(水)
■受講に際し、必ず入会と受講のご案内をご確認ください。
【講義概要】
第1回 1月19日(木) 平安時代の女性の信仰と旅-その一端-
平安中期になると、観音信仰が隆盛となり、現世利益を願う信仰が女性たちの間で拡まった。その信仰の一端を見ることにします。
第2回 1月26日(木) 堀田善衛「上海」への旅
文学者・堀田善衛が「上海」への旅において、何を感じ取ったのか、考えてみたいと思います。
第3回 2月 2日(木) 和歌と説話伝承から見る西行の旅
後世の文人たちに歌僧と讃えられ、旅に生きた西行法師の旅の諸相を考えてみます。
第4回 2月 9日(木) 善光寺東海別院の勧進活動と展開
祖父江の蓮田に明治42年と43年に一茎に二つの花が咲いた奇端から、この土地に当山を建立することとなった。建立前から今日までの勧進活動をお話しします。
第5回 2月16日(木) 松井須磨子と芸術座の旅-朝鮮・満州、そして台湾-
島村抱月と共に芸術座を興し、国内外を巡業し、新劇の普及に努めた松井須磨子の旅について考えてみます。
備考
講師陣
名前 | 林 雅彦 |
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肩書き | 明治大学名誉教授 唱導文化研究所代表 |
プロフィール | 1944年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は説話文学・絵解き・アジアの宗教民俗学。単著・共著・編著に『日本の絵解き―資料と研究』、『絵解きの東漸』、『日本における民衆と宗教』、『「生と死」の東西文化史』『唱導文化の比較研究』など多数。絵解き研究で第6回日本古典文学会賞受賞。説話文学会代表委員、国際熊野学会代表委員を歴任。新宮市市政功労者。令和元年度和歌山県文化功労賞。 |
名前 | 半田 美永 |
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肩書き | 皇學館大学文学部名誉教授 |
プロフィール | 1947年和歌山県生まれ。専門は国文学、日中比較文学・文化。博士(文学)。著書『佐藤春夫研究』『文人たちの紀伊半島』、共編著『紀伊半島近代文学事典』『有吉佐和子の世界』『丹羽文雄文藝事典』等、論文「文学にみる西方浄土への憧れ―折口信夫『死者の書』の場合」「齋藤茂吉の紀伊半島・熊野」等多数。国際熊野学会、解釈学会、子規研究の会の常任委員、理事等を務める。 |
名前 | 中西 満義 |
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肩書き | 松本大学講師・西行学会常任委員 |
プロフィール | 1959年石川県生まれ。明治大学大学院文学研究科日本文学専攻・博士後期課程中退。上田女子短期大学国文科専任講師、助教授を経て、教授。専攻は、西行を中心とした中世和歌文学。著書に『西行の和歌と伝承』など。論文に「西行の四国への旅―崇徳院との関わりを中心にして―」、「西行―生得歌僧の旅―」、「歌人としての道真」、「和歌文学に現れた「紅」」など。 |
名前 | 林 和伸 |
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肩書き | 善光寺東海別院住職 |
プロフィール | 昭和62年3月佛教大学文学部卒業。平成3年3月叡山学院専修科卒業。平成3年4月~平成14年12月信州善光寺本坊大勧進、奉職。平成15年1月善光寺東海別院副住職拝命。現在に至る。 |
名前 | 宮坂 勝彦 |
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肩書き | 著述業 |
プロフィール | 1948年長野県生まれ。学習院大学卒業。編集・出版に関わる一方、地域文化企画、長野NPOセンター、町のデザイン作り等に参加。2005年戸隠遊行塾を立ち上げ、日本を学び、戸隠の歴史・風土、自然・文化と遊ぶ。編著書に『信州人物風土記・近代を拓く』全22刊「松井須磨子」「中山晋平」(銀河書房)『善光寺いろはにほへと』(日本文化社)等多数。 |