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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-05 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:19170020

神社と祭りの日本精神史

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 和泉キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月13日(土)、4月27日(土)、5月18日(土)、6月 1日(土)、6月15日(土)、6月29日(土)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
6,000円
定員
100
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
本講座は原則として、毎回、神社をひとつずつ採り上げながら、古代から中世という歴史の過渡期における日本人の信仰と宗教について考えている。ところで一般向け講座では異例のことと思うが、本講座は敢て挑戦的な内容で進めている。日本の神社は特殊な性質を持っているということに、最近ようやく気付き始めた。神社信仰とカミ信仰とは、イコールではないということである。おそらくこのことに、多くの研究者がそれとなく気付いてきたことであろうが、これまで誰も口に出してはこなかった。神社は日本のカミ信仰の中心的な拠点施設というのが常識だからである。しかしこの常識をもう一度問い直そうと思う。それは日本の神社研究を根底から覆すことになるかもしれないが。

【特記事項】
【申込方法】 事前予約制です(全席自由、先着100名)
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)

○【杉並区在住、在学、在勤の方】
・本講座を受講される18歳以上の杉並区在住、在学、在勤者の方は、受講料は3,000円です。
・杉並区在住、在学、在勤者の方のお申込は、「電話」「FAX」での受付となります。
(ホームページからの「オンライン申込」では割引特典が受けられせん。)
電 話:03-3296-4423(平日10:30~19:00、土曜10:30~15:30)
FAX:03-3296-4542
○【杉並区在住、在学、在勤の方以外】
「お電話」か「右上(もしくは右下)の赤いボタン」からお申し込みください。
TEL 03-3296-4423

■ この講座は「オープン講座」であり、会員以外の方でもご受講いただけ
ます。※ただし、会員になることはできません。
■受講料は、事前にお支払いが必要です。受付の際に『受講のご案内』をご提示ください。
■和泉キャンパスは、京王線「明大前駅」徒歩5分です。

※予告なく講義内容が変更する場合がございます。

【講義概要】
第1回 4月13日(土) 石清水八幡宮
八幡神信仰は宇佐神宮からはじまったが、石清水八幡宮にいたって花開いたきわめて独特のカミ信仰である。八幡信仰とは神仏習合の先駆けであり、成果でもあった。

第2回 4月27日(土) 大神神社
大和でもっとも古い神社、もっとも重要なカミといえば三輪山の大物主神、大神神社を挙げることになる。伊勢神宮が皇室の祖神として特別な存在になる以前は、このカミが大和王権のカミであった。デリケートな大神神社の古代史を記紀神話から紐解く。

第3回 5月18日(土) 石上神宮
奈良県天理市にある、ご存じ国宝・七枝刀のある神宮。物部氏の齋くカミとして記紀の重要な場面に登場。古代王権がここに大量に武器を収めたため、軍神として知られる。

第4回 6月 1日(土) 日吉大社
山王権現とも呼ばれ、比叡山延暦寺を本寺とする天台宗の鎮守神。全国の山王系神社の本社であるが、天台宗比叡山より先に鎮座する山の神である。

第5回 6月15日(土) 春日大社
奈良の神社といえばこの神社を思い出す。藤原氏の氏神として創祀された。祭神は常陸鹿島神と下総香取神、そして河内の平岡の中臣氏氏神をここに集めた神社。日本における氏神信仰を考えるために恰好の素材である。

第6回 6月29日(土) 富士浅間神社
ここから少し関東、東北のカミガミと神社について考えていく。最初に採り上げるのは富士浅間神社。富士山の山岳信仰と修験の信仰について考えていこう。

講師陣

名前 水谷 類
肩書き 元明治大学文学部兼任講師
プロフィール 日本宗教史・文化史、および民俗学専攻。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。著書:『廟墓ラントウと現世浄土の思想』、『墓前祭祀と聖所のトポロジー』(雄山閣、2009年)、『中世の神社と祭り』(岩田書院、2010年刊)、『墓制・墓標研究の再構築―歴史・考古・民俗学の現場から―』(岩田書院、2010年刊)、『村落・宮座研究の継承と展開』(岩田書院、2011刊)。一宮制、神社と祭り、民間芸能者、遊行の宗教者などを研究対象としながら、日本人の精神世界の形成について考えています。
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