講座詳細情報
申し込み締切日:2019-05-03 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:19120073
秘密戦総合研究所としての陸軍登戸研究所の成立 1939年に電波兵器・風船爆弾・毒物・生物兵器・偽札などの研究・開発が始まって80年
- 開催日
- 5月11日(土)、5月25日(土)、6月 8日(土)、6月22日(土)、7月 6日(土)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
1939(昭和14)年、それまでの陸軍科学研究所登戸実験場(1937年生田に開設)は、登戸出張所と改称されました。これは、単なる呼び名の変更ではなく、それまでの電波兵器(怪力電波・レーダー)の開発機関から、特殊な大型気球(後の風船爆弾)や毒物・薬物・生物兵器・小型カメラなどのスパイ活動を支えるための兵器・資材、さらには中国経済を混乱させるための偽札など、さまざまな秘密戦のための兵器を研究・開発する《秘密戦総合研究所》として登戸研究所が生まれ変わったことを意味します。本講座では、《秘密戦総合研究所》が成立した時代背景とともに、この時期に一挙に拡充された登戸研究所の研究内容について詳しく紹介します。
【特記事項】
【後援:明治大学地域産学連携研究センター】【川崎市教育委員会連携事業】
◆入会金無料講座◆
2019年度に「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。
【講義概要】
第1回 5月11日(土) 総合的秘密戦研究所の成立
登戸研究所が電波兵器実験施設から総合的な秘密戦研究所に転換する理由を時代背景とともに明らかにします。
第2回 5月25日(土) 登戸研究所第一科の改編
電波兵器の開発セクションが第一科に改編された後の研究の広がりを明らかにします。
第3回 6月 8日(土) 登戸研究所第二科の誕生
陸軍科学研究所秘密戦資材研究室が拡充された後のスパイ活動用の兵器・資材の開発の実態を明らかにします。
第4回 6月22日(土) 登戸研究所第三科の誕生
中国に対する経済謀略戦としての偽札工作の始まりと偽札開発の実態について明らかにします。
第5回 7月 6日(土) 陸軍登戸研究所と陸軍中野学校
秘密戦のための「モノづくり」のための登戸研究所と「ヒトづくり」のための中野学校の関係について明らかにします。
1939(昭和14)年、それまでの陸軍科学研究所登戸実験場(1937年生田に開設)は、登戸出張所と改称されました。これは、単なる呼び名の変更ではなく、それまでの電波兵器(怪力電波・レーダー)の開発機関から、特殊な大型気球(後の風船爆弾)や毒物・薬物・生物兵器・小型カメラなどのスパイ活動を支えるための兵器・資材、さらには中国経済を混乱させるための偽札など、さまざまな秘密戦のための兵器を研究・開発する《秘密戦総合研究所》として登戸研究所が生まれ変わったことを意味します。本講座では、《秘密戦総合研究所》が成立した時代背景とともに、この時期に一挙に拡充された登戸研究所の研究内容について詳しく紹介します。
【特記事項】
【後援:明治大学地域産学連携研究センター】【川崎市教育委員会連携事業】
◆入会金無料講座◆
2019年度に「生田キャンパス」で実施する講座にお申込の方に限り、入会金3,000円(3年度間有効)が無料になります。
※既に他講座で入会手続をされた方には適用できませんので、ご了承下さい。
※オープン講座は対象外になりますのでご了承下さい。
※講座が不開講となった場合、講座をキャンセルされた場合は、入会いただけません。
【講義概要】
第1回 5月11日(土) 総合的秘密戦研究所の成立
登戸研究所が電波兵器実験施設から総合的な秘密戦研究所に転換する理由を時代背景とともに明らかにします。
第2回 5月25日(土) 登戸研究所第一科の改編
電波兵器の開発セクションが第一科に改編された後の研究の広がりを明らかにします。
第3回 6月 8日(土) 登戸研究所第二科の誕生
陸軍科学研究所秘密戦資材研究室が拡充された後のスパイ活動用の兵器・資材の開発の実態を明らかにします。
第4回 6月22日(土) 登戸研究所第三科の誕生
中国に対する経済謀略戦としての偽札工作の始まりと偽札開発の実態について明らかにします。
第5回 7月 6日(土) 陸軍登戸研究所と陸軍中野学校
秘密戦のための「モノづくり」のための登戸研究所と「ヒトづくり」のための中野学校の関係について明らかにします。
備考
【教材】
配付資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
配付資料
※日程、講座内容の変更、休講・補講等がある場合があります。 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 山田 朗 |
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肩書き | コーディネータ、明治大学文学部教授、平和教育登戸研究所資料館館長 |
プロフィール | 1956年大阪府生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。博士(史学)。日本現代史・軍事史を専攻。主な著書に、『大元帥・昭和天皇』(新日本出版社)、『兵士たちの戦場』(岩波書店)、『日本の戦争』(新日本出版社)、『軍備拡張の近代史』(吉川弘文館)、『世界史の中の日露戦争』(吉川弘文館)などがある。 |
名前 | 渡辺 賢二 |
---|---|
肩書き | 元明治大学文学部兼任講師、平和教育登戸研究所資料館展示専門委員 |
プロフィール | 1943年生まれ 日本近現代史・歴史教育論を専攻。主な著書:『平和のための「戦争論」』(1999年)、『風刺マンガでまなぶ日本近現代史』(1999年)、『陸軍登戸研究所と謀略戦』(2012年)など。共著『登戸研究所から考える戦争と平和』(2011年)など。 |